
院長紹介
ごあいさつ・自己紹介
こんにちは。まずはご挨拶としまして、私のことをお話しさせてもらいます。
私は整形外科で主な研修を積み、早稲田大学通信課程で心理学や医療人類学という学問を学びました。これらの知識を用いて治療を行います。
鍼灸院、整骨院へ来院される患者さんは、西洋医学の理論によっても楽にならない痛みや不調を持っておられることが多いので、心理学や医療人類学という学問は非常に役に立つのです。
「病院でも原因がわからない」「病院でも治らない」「もっと詳しく説明して欲しい」
とお考えの方、一度当院にご相談下さい。このような患者さんの力になることそれは私たちの使命と考えています。
更に詳しい自己紹介を用意しています。興味のある方はどうぞそちらをご覧下さい。
更に詳しい自己紹介
私は、鍼灸師、柔道整復師の専門学校卒業後、7年の整形外科勤務を卒後研修として選びました。西洋医学が絶対的に正しいと考えていた私は、どのような症状の患者さんでも診ることができる治療家になりたいと考えたためです。実際に7年間の間には、手術が必要なほど重症の患者さんの治療、手術後の患者さんの管理、手術が必要だけど手術ができない患者さん、スポーツ現場での応急処置など、鍼灸整骨院の研修では経験できないような経験ばかり。
そして、私は自信満々で開業しました。29歳のときです。
治療家としての壁にぶつかったのは開業後2年目でした。私は整形外科の知識だけでは患者さんの治療に足りないものが沢山あることに気付いたのです。
鍼灸整骨院を受療される患者さんの多くは、既に整形外科を含んだ現代医療を受診したけれども、思ったように効果を感じることができなかった患者さん方。つまり、現代医学以外の考え方による治療を求める患者さんなのです。患者さん自身、このことをしっかり意識されている患者さんもいらっしゃいますし、意識していない患者さんもいらっしゃいます。その様な患者さんに対して、現代医学の考え方(整形外科理論)を用いることに何の意味もありません。鍼灸整骨院に来られる患者さんは、その考え方では納得しないことに気付いたのです。私が直面した大きな壁でした。
そこで私は心理学を学ぶことを決意。人の心理を学ぶことで患者さんのニーズに応えることができると考えたのです。選んだのは早稲田大学人間科学部通信過程でした。しかし、そこで私がたどり着いたのは、心理学ではなく医療人類学という学問でした。
医療人類学はとても複雑。その定義も学者によって異なってきます。私は、医療人類学を「患者さんの痛みや苦痛を自分のもののように感じるための学問」と捉えました。そして、これを学んで、患者さんの痛みや不調が自分のもののように分かることができれば、痛みに対してどのように対応すると患者さんに喜ばれるのかが自然と分かってくると考えついたのです。
現在私は、医療人類学の考え方を通して、患者さんに接するようにしています。この学問によって、私の前に立ちはだかった大きな壁を乗り越えることができました。
しかし現在は、全く壁がなくなったわけではありません。それどころか、医療人類学を学ぶことによって、今まで問題としたことがなかった多くの問題に気付くようになりました。いわば、壁ばかりの世界。そして私はそこで立ち止まり深く考えるようになりました。この学問は患者さんの治療に深みを与えてくれます。その深みとは、今まで対処することができなかった多くの問題に対して、解決の可能性を与えてくれることです。言い換えると、現代医学的な理論によって症状の原因が分からないような患者さんに対しても医療人類学は何らかの治療の方向性を示してくれるということです。
この学問は、本当に奥が深く、どこまで学んでも、分かった気になることができません。まるで底なし沼。時におぼれそうになることもあります。治療者としての自分の存在価値を根底から問いただされることもあるためです。しかし、この学問を少しずつ深める作業を継続することで、痛みや体の不調にお困りの患者さんのお役に立てると私たちは信じています。
このサイトに書かれている内容の多くは、私が医療人類学やそれに関連する学問を深めようとする作業の中で得た知識によるものです。これらの記述に触れていただき、「そうそう!そういうことってあるある!」とか、「そうそう、私もそう!」と思っていただければ幸いに思います。
また、当院に実際に来院されていただき、少しでも、「従来の治療者とは違う!」と思っていただければ、私にとってこんなに嬉しいことはありません。
治療者として、皆様のお力になりたいという熱い気持ちを文章にしてみました。長くなりましたが、最後までお付き合いいただき有難うございました。
院長 小川貴司














