2 当院が目指す患者さんとのかかわり~メールのやりとりを通して~
2 当院が目指す患者さんとのかかわり~メールのやりとりを通して~
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小川先生 こんにちは。先日相談させていただきました、山本花子です。 丁寧なお返事、ありがとうございました。小川先生の仰るとおり、何がどうなっていて、これからどうなるのか分からなく、更に相談できる先生がいないという事が、今一番の問題だと思います。 もう少しこれまでの事をお話しさせていただきますと、最初に左膝の半月板損傷が見つかるまで数ヶ月、原因が分からないまま整形外科を転々とする事になり、 諦めかけていた時にある整形外科に行ったところ、こちらもやはり最初は「異常無し」との事だったのですが、電気治療をしてみましょうという事になり、温め たところ更に痛みが強くなり、次の日には膝に水が溜まり、異常は見つからない可能性が高いですがMRIを撮ってみましょうという流れになりました。 MRI画像を見ても、その先生は画像の見方が分からないらしく、異常があっても見つけられないとの事で○△市立○○医療センターを紹介して頂いたのが始まりです。そして、数ヵ月後に右膝で○△病院に行くことになりました。 どちらの病院でもスポーツ整形の先生に診て頂けたのですが、右膝・左膝共に内側半月板水平断裂との事でした。 お話をまとめると、「損傷の範囲が広いので手術をすると内側の半月板が両膝共ほぼ無くなってしまうので、手術後すぐは痛みが一旦なくなりますが、今度は クッションが無くなった膝は変形し始めて今度は骨に付いている軟骨が直接当たるので、軟骨が削れて更に骨が直接当たるようになり、もっと酷い痛みで歩けな くなる可能性が高いです。 そうなると人工関節という事になりますが、今の時点で人工関節の寿命は15年、長くても20年くらいです。 それに膝のクッションが無くなる事で、膝で吸収するはずだった衝撃を今度は股関節や腰で受ける事になるので、そちらに痛みが出てくる事もあります。 ですから、お年寄りなら今すぐにでも手術を勧めますが、それだけ半月板の損傷があって歩けている事自体がすごい事ですので、何とか頑張れるところまで維持して下さい。 半月板がめくれ上がりやすい状況で、引っかかりやすいので軟骨が削れる心配もありますが、半月板が無くなっても軟骨が削れる事になりますので、まだ痛みを我慢出来るのであれば手術はしない方が良いと思います。」との事でした。 特に労災病院の先生はかなり時間をかけて丁寧に説明して下さいましたし、私もこのお話に納得というか、もう少し頑張る決心をしました。 そして、痛みが出やすいので痛みは紹介元の先生と相談しながら、筋力を落とさない為に痛くても歩いて下さいとの事でしたので、また紹介元の先生のところに戻りました。 治療と言っても、痛み止めの注射か飲み薬の処方ですので、自分で出来る限りの努力を始めました。 慣れるまでは、してはいけないと言われている動きを咄嗟にしてしまって水が溜まったり、急に膝が曲がらなくなったりカクッとなったりして転んだり、いろいろ経験しました。 かなりの痛みが出ることもありましたが、今まで何とか冷静に過ごしてこられたのは、原因が分かっていてどんな事が起こるのかがだいたい分かっていたからだと思います。 そういった事もあり、今後についての不安感はありますし痛みが強い時は辛いですが、今のところ半月板損傷に関してあまり大きな問題だとは思っていません。 ここからが問題なのですが、その後、紹介元の先生は何があっても「半月板損傷があるから・・・。」との事で、膝を診てくださる事も無くなってしまいました(診ても分からないのかもしれませんが)。 7月に起こった事も話しましたし痛みの位置も違和感も今までと違いますと説明しましたが、痛み止めの注射と飲み薬の処方で、「今度は同僚が居る○△中央病院を紹介しますから、手術した方が・・・。 既にもっと症状が軽い患者さんも何人か紹介して、皆さん手術して痛みが無くなって喜んでいますよ。」と言われるようになり、紹介していただけるなら前回の 先生を紹介して下さいと申し出たのですが、「あの先生は、今は前十字靭帯の手術で忙しいから半月板は相手にしてもらえません。」と言われ、紹介状を書いて 頂けませんでした。 整骨院にも通っていましたが、一度、施術中に膝を曲げて伸ばした時に膝が伸びきらなかっただけで(7月から時々あるのですが、もう一度少し曲げて伸ばすと問題無く伸びます)、痛みも無いし問題無いと伝えても、膝の曲げ伸ばしが無くなったりしました。 これから先、維持して行く中で出てきた問題や新しい問題があった時に、その問題は大丈夫なのかそうでないのか、半月板損傷と関係があるのか無いのか、痛み がある場合には治るのか付き合って行くものなのか、相談できる先生に経過が分かるように継続して診て頂く事が必要だと思っているのですが、紹介ばかりで毎 回違う先生に診て頂く事になってしまうので困り、探した結果、○×整形外科にたどり着きました。 そして、小川先生を紹介して下さったのは、リハビリの先生です。 9月8日に初診で○×先生に診て頂いたところ異常は見当たらないので、2階のリハビリ室で念のためにもう一度しっかり診てもらって下さいとのことで、同日にその先生に診て頂きましたが、やはり異常は無いとの事でした。 カルテの住所(平野区瓜破)をご覧になって、「今後通うのは大変でしょうから自宅で出来る膝に良い運動を覚えて帰って下さい」と、すぐに3階で時間が無い中(遅い時間に行ったので、他の患者さんは残っていませんでした)教えて下さいました。 今後の為にOBの先生を紹介しましょうというお話を頂き、一覧の中で通院を考えると小川先生か△△先生のどちらかに見て頂くのが良いと思って考えていると、「小川先生はとても良い先生ですよ、お勧めします。」との事でしたので、こうして小川先生に相談させて頂いています。 1日とはいえ、それだけお世話になっておきながら、リハビリの先生のお名前がわかりません。申し訳ありません。若い先生で、土地勘が無いようでしたので大阪出身の先生では無いようです。 小川先生に診て頂く日程ですが、来週の土曜日(9/20)か再来週の土曜日(9/27)はいかがでしょうか。 どちらでも比較的お忙しくない時間帯があるようでしたら、その時間を教えて下さいましたら、そのあたりの時間にお伺い致します。 土曜日はお忙しいようでしたら、平日は18時半以降でしたら何とかお伺い出来ますので、その場合はご都合の良い曜日を教えて下さればと思います。 あと、古い情報ですが、もし3年前と2年前のMRI画像が参考になるようでしたら持参致しますので、仰ってください。 よろしくお願い致します。 |
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山本様 こんにちは。小川鍼灸整骨院の小川です。 メールの内容、了解致しました。ゆっくりと診せていただきたいですので、今週の土曜日12時30分ごろはいかがでしょうか? 1時で受付が終了しますので、それ以降は他の患者さんも少なくなりますので。 ご返信、宜しくお願いいたします。 小川鍼灸整骨院 小川貴司拝 |
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小川先生 こんにちは、山本です。 度々、長文のメールで申し訳ありませんでした。 ありがとうございます。 では、今週の土曜日(9/20)の12時30分頃に行かせていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。 |
上のメールの後に、山本さんは来院され、当院で治療を受けることになりました。週に1回の治療です。治療の内容は、主に膝の周りの痛み、違和感を和らげるためのマッサージです。来院の度に先週1週間の膝の具合についていろいろお話を伺いました。山本さんは、医師から「手術が必要かもしれない」と指摘されたにもかかわらず、他の医師には手術は必要ないと言われたり、「運動をしたければしていいが、その後に痛みが出ても責任を持たない」などと言い渡され、自分の膝は運動できない状態であると認識されていました。ですので私(小川)は、医師の先生がなぜそれらの言葉を発したのかを、医学理論や現在の医療の仕組み、過去に整形外科で勤務した経験から説明し、山本さんに納得をしていただけるように努めました。そして、山本さんの膝は、十分に運動ができる状態(医学的に明らかに異常と思われる所見もみられませんでした)であり、単に筋力が不足しているだけという可能性が高いこと、膝の不調を訴える患者さんは痛みや違和感が出たりなくなったりするもので時間の経過と共にそれらは必ずなくなるということ、現在の違和感や痛みの強さは運動量の多さと関係しない可能性が大きいことを説明しました。また、運動量と痛み・違和感の関係については、できるだけ運動をしてもらうようにして、その後に痛みが大きくなるかどうかの確認をしました。大きくなるようであればそのときにまた対処しましょうと説明しました。山本さんは、その説明に納得と同意をしてくれたようです。つまり、この説明に対して「そっか、なるほど!」という感覚を山本さんに持っていただけたと思います。そして時間経過の中で自分の膝が運動に耐えうる膝であるという確認を少しずつ行っていくことができました。上記のようなかかわりの中で、以下のメールは平成21年度の年明けに頂いたメールだったと思います。
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