
鍼 灸院とは、はりとお灸を用いて身体の不調を整える中国伝来の治療を行う所です。整骨院とは「接骨院」とも表記されますが、柔道整復師という資格の元に骨や関節、筋肉に対して日本古来の治療を行う所です。これらは近代的な西洋医学とは根本的に異なります。西洋医学は主に世界中の先進諸国で政府によって制度化されていることから正統医療といわれます。それは客観的で科学的とされるためです。一方鍼灸や柔道整復をはじめとするその他の多くの医療(例えばカイロプラクティック・アロマセラピー・オステオパシー・マッサージ・サプリメントなど)は代替医療といわれます。西洋医学は科学的で信憑性が高く、代替医療は非科学的(科学的・客観的な観点から効果の説明が困難)であるために危険でうさんくさいというのが一般的な認識でしょう。
こ の一般的認識は先進諸国に多く存在します。しかしその一般的認識があるにもかかわらず、先進諸国・開発途上国を含めた世界中は多くの代替医療が存在するのも事実です。この現象は、医療人類学や医療社会学の領域で、「多元的医療システム」として研究されています。西洋医学は科学的で客観的であるが故に制度的、社会的に絶対視されていますが、非科学的でうさんくさいと思われる代替医療が西洋医学と同時に世界中に存在するのはなぜでしょうか?西洋医学が絶対的な効果をもつのなら代替医療は自然淘汰されるべきです。
世 界におけるこのような代替医療の存在は、代替医療の価値を証明しているといえます。西洋医学のお医者さんは医科学で分かりきったことしか医療の対象にせず、患者さんはそこに大きな不満を持っており、その様な患者さんに代替医療を利用する方が多いためです。
例えば、検査で異常はないが症状があるという患者さんは非常に多く存在します。西洋医学の先生はそういった患者さんに、「もう少し経過をみましょう」とか、「そのうちよくなるでしょう」など、曖昧な返答しかしないことが多いです。なぜなら、患者さんが症状に対して大きな問題意識を持っているにもかかわらず、専門的理論からは問題がないか小さいとするからです。
このことは医療現場で実に日常的に見られる現象ですが、“患者さんの主観的症状が専門家の権力によって簡単に無視されている”という意味で重大問題です。(*このことは、西洋医学の医師だけが患者さんに対して行っているのではなく、代替医療者も行っていることがあります。)
代替医療を利用する患者さんは、「専門家による理屈」などには関心がなく、そんなことよりも自分が感じる主観的な症状を楽に捉えられるようになることを望んでいるのではないでしょうか。
代 替医療としての小川鍼灸整骨院では上記のような患者さんの主観的な症状に焦点をあて、患者さんの訴えを共感し、共同作業で症状の解消に努めていきたいと考えております。
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