小川鍼灸整骨院
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[小川鍼灸整骨院]
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コラム

〜「病院のお決まり治療にうんざり!」とお考えの方へ〜

なたは、自分の体に異常があると感じればどうしますか?まず、症状について考えますよね。この痛みは放っておいても大丈夫なのか?それとも専門家に診てもらわなければいけないのか?というようにです。そして、それらの疑問を解決するためにまずは、近くにいる人に相談する(1)でしょう。家族や友達、会社の同僚、知識の豊富なお年寄りなどです。また自分で新聞、雑誌、広告やインタネット などから多くの情報も仕入れると思います。更に、今までの自分の経験上の知識も疑問を解決するために利用されます。例えば、「あなたは疲れているので充電が必要です」という表現に見られるように、西洋社会の人たちは、自分の体を機械にみたてて表現する(2)ことがあります。これは機械に対する経験的知識を体の解釈に利用しているということです。それだけではありません。体の異常についてのイメージは、自分の年齢(例えば高齢期)やおかれた状態(絶対に休めない仕事を抱えているなど)、心理的な状態(心配事やストレスなど)など、いろいろなことが関係してくるでしょう。それらの全ての要因の元に、あなたは自分の体の異常に対するイメージを作り上げるでしょう。例えば次のようなイメージです。

@ 自分はもうすぐ65歳を超える。この年齢から急激に老化が始まるのではないだろうか?そういえば最近は膝の関節にも痛みがあるし、となりのYさんは65歳で膝の軟骨が無くなって手術をしたって言ってたっけ・・・。Yさんは、手術をしたけど時期が遅すぎたと言って今も調子が悪いみたいだし・・。老化が進んで膝の軟骨が無くなってくるとテレビや雑誌でもよく言ってるし・・・。Yさんのように歩けなくなったらどうしよう。残りの人生はいっぱい旅行もしたい。歩けなくなって人に迷惑をかけながら生活するなんて絶対に嫌だし・・・。この膝の痛みは放っておいても大丈夫なのかな?手術が必要な膝になってしまったらどうしよう・・・・。

A 昨日重たい荷物を持って急に腰が痛くなった。3年前にも同じような痛みで3日間寝込んだ記憶がある。明日は絶対に休めない大事な仕事があるのに、どうしよう。友達に聞けば安静にしておいたほうがいいというけれどもじっとしていても痛いし、動いても痛い。特に動き始めはすごく痛い。腰の骨がズレているようにも感じる。このまま動き続けると骨が外れてしまいそうな感じがするし・・・。腰の骨のズレを治してくれる先生もいると聞くが、どうすればいいのか・・・。

らかの体の異常をもって医療機関の受診を考えられる場合は必ずこのようなイメージをお持ちでしょう。そして、医療機関を受診される方には次のような期待を持っているでしょう。それは、このイメージと共にある疑問や不安を、今感じている症状と一緒に解決してほしいということです。

こからは、少し想像してください。皆さんがそのような期待をもって一般的な診療所または病院を受診したとします。

療所ではまず、診察時間の割には長い待ち時間があります。その後に診察があります。お医者さんとお話しする時間はよっぽど特別な症状がない限りは、5分からせいぜい10分程度(3)でしょう。その間に聞かれることといえば、診察に必要な最低限の会話です。「どこが痛いですか?」「いつから痛いですか?」「今日は食事を摂りましたか?」「熱はありますか?」「これはどうですか、痛いですか?」「注射をしましょう。」「お薬を出しましょう。」などと、想像すれば医師の事務的な会話の断片はいくらでも想像できます。更にこのような会話は、時間に追われた忙しい先生によってたたみかけられるように進められることもよくあるでしょう。

のような診察の中で皆さんが感じている上記のようなイメージを医師の先生にうまく伝えることができるでしょうか?自分が一番聞きたいことをうまく質問することができるでしょうか?また、何より、先生はあなたが一番聞きたいことや知りたいことをうまく聞きだしてくれるでしょうか?多分、そのような会話はないことが多いでしょう。医師の先生は忙しく、効率よく診察を終わらせることに集中しています。だから一方的です。まるでベルトコンベアー(4)の側に立つ作業員です。必要意外のことはできないのです。そしてあなた御自身も一番知りたいことを、うまく言葉にできないかもしれません。医療機関を受診される方の中には「何か聞きたいことは沢山あるけれども、言葉にできない」とか、「何から聞いていいのか分からない、でも、何か聞いて安心したい」という方が多いように感じます。

果として、医師の先生は自分の言いたいことだけを言って去り、皆さんはご自身の疑問や問題を何も解決することができず、手元に残るのは大量のシップと消炎鎮痛剤、それに胃薬であることは簡単に予想ができます。

院では、このような経験をお持ちの方に対しまして、まず何が問題になっているのかをうまく引き出せるように努力致しております。そして、痛みの問題も含めて、今あなたにとってどのような治療が必要なのかを一緒に考えます。その際には、西洋医学・東洋医学の理論に固執することなく、それらの利用できるものを全てを含めてあなたの問題解決に努力します。

さんが聞きたいことを何でもぶつけてください。そのような会話を皆さんと一緒にさせてもらえることが私共、小川鍼灸整骨院の楽しみであり、研鑽であると考えております。

(1)安保英勇,大橋英寿:医療人類学的な研究方法−病気への対処とセルフケア−.
Jpn.J.Prim.Care Vol.18 No.1:pp81-86,1995 
(2)Cecil G Helman:Culture,Health and Illness, fourth edition.Butterworth Heinemann:pp21,2000
(3)厚生労働省大臣官房統計情報部:平成17年受療行動調査の概況.pp13
(4)Geoege Ritzer:THE MCDNALDIZATION OF SOCIETY;RIVISED EDITION Pine Forge Press 1996
〔G.リッツア(著) 正岡寛司(訳):マクドナルド化する社会.早稲田大学出版部,pp222,1999〕


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