ストレスに気付き改善した腰痛の事例【大阪 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

仕事のストレスと腰痛

漠然と腰痛を感じる人の中には、仕事のストレスが腰痛と関係している場合があります。しかし、何がストレスになっているのかわからない人は非常に多いです。今回は患者さんご自身がそのストレスに気付くことができて腰痛が軽減したと考えられる事例を紹介します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

信じられないことですが、どこに行っても良くならない腰痛が、実はストレスなどの心理的な問題が関係していることは本当によくあることなんです。

 

今回ははり施術で腰痛のコントロールを行なうことと同時に、

 

認知行動療法的なかかわりを通して自分のストレスに気付き、腰痛が軽減した患者さんの事例を紹介致します。

 

読者の方の腰痛の軽減につながれば幸いです。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・腰痛とストレス

・Sさんの腰痛改善について

・おわりに

 

また当院では、

メールお電話

無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

35歳男性Sさん。職業)建築作業員。

 

 

来院前日の仕事中に腰痛を感じて、その夜には経験したことのない痛みになっていたとのことです。

 

初診当日は仕事を休んで来院されました。顔を歪めてとにかく痛いというよりはしんどそうな感じで少しでも動くと腰に激痛を訴えます。

 

施術と結果

 

すぐにベッドに横向きになってもらい、はり治療を行ないました。

 

 

はり治療の後には一緒に腰を動かし、痛みが軽減してることを確認しました。

 

本人様は「ああ、楽になった」と話しましたが喜んだ感じではないのが印象的でした。

 

翌日に来院されたSさんは前日と同じくしんどそうな顔をされていました。

 

当院では初診時に問診票に記入をお願いしていますが、その項目の1つには、

 

「問診票にあなたの痛みはあなたの心の状態と関係していると思いますか?(不安やストレスなど)」というものがあります。

 

Sさんは「いいえ」に○を付けていたのですが、私はSさんの様子を見て「何かありそうだな」と感じました。

 

 

なぜなら、明らかにSさんの顔は痛みというよりしんどそうだったのです。

 

2回目の治療は筋膜リリースを主体に、お話しをよく聞くようにしました。

 

すると、

 

・自分が怒りっぽいこと

・今の仕事にストレスを感じていること

・18年間の重量物の持ち運びで腰がダメになっていること

・仕事に行くのが嫌になっていること

・仕事をやめたいと思っていること

 

など、現在の生きにくさを語ってくれました。

 

その他、自分は背骨が歪んでいると思っていることや知り合いにひどい腰痛で手術をした人がおり、自分の腰痛をその人の状態とダブらせて考えてしまうことなどのお話しが聞かれました。

 

そして3回目の治療では、痛みの程度は2回目よりも小さくなっていました。まだ痛みのレベルは8ではありますが、Sさんは以前よりも動くことが出来ています。

 

「また痛みが出てくるのではないか?」という不安が8の理由ということでした。

 

 

腰痛とストレス

 

腰痛治療の専門家の間では、外来診療を受診される患者さんの85%が痛みの原因を特定できない腰痛といわれています。このことは、検査などで原因がはっきりと分る腰痛は全体の15%の患者さんだけでということです。

 

 

普通に考えると実際に痛みがあって、レントゲンやMRI検査をして原因を調べれば痛みの原因がはっきりする!

 

と思うのですが実はそうではないのです。

 

なぜこんなことになっているのでしょうか?

 

専門家の間では、その理由は腰痛ストレスなどの心理社会的背景と関係すると考えられています。

 

Sさんの腰痛改善について

 

今回のSさんの場合は、

 

現在の仕事に満足しておらず、

 

これまでの仕事によって自分の腰はボロボロになっており、

 

この先仕事を続けていく事に意味を感じない、

 

この状況が大きなストレスになっていました。

 

このストレスがSさんを、痛みの感じやすい状況(疼痛閾値が下がる状況)に落とし込んでいるのと考えられます。

 

痛みの沸点についてはこちらをご覧ください

↓↓↓

治療してもすぐに元の症状に戻る理由について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

またSさんには、恐怖回避思考や破局的思考と呼ばれる、腰痛患者に特有の思考もみられました。

 

Sさんは施術中にいろんな自分の思いを話してくださいました。

 

そして私は腰痛ストレスの関係についてお話ししました。するとSさんは「その通りかもしれない」と納得くださいました。

 

このような話を他人にはあまりしたことがないと話すSさんは、自分の状況を私に話していく中で自分の状況を再確認していくようにみえました。

 

腰痛に対してはただただ痛く、「仕事なんて絶対に無理」と思っていたのが、腰痛と自分の状況、ストレスについて話し合うなかで、自分の腰痛のと現状を一歩引いた目線で見ることができたのでしょう。

 

ストレス腰痛の観点から腰痛予防をアドバイスして全3回の治療を終えました。

 

当院の施術について

 

 

当院では、Sさんのような腰痛患者さんが多く来院されています。

 

多くの患者さんは、

「どこに行ってもよくならない」とか、

「治療を受けた直後は調子がいいけどすぐに痛くなる」

 

とお困りの患者さん方です。

 

当院では、患者さんのお話を良く伺い、身体に対する施術と同時に患者さんが内側から改善するように施術を致します。

 

「内側から改善する」とは曖昧な表現ですが、患者さんそれぞれによって改善の中身が異なってくるので表現しにくいところですが、

 

それでも言葉にするならば、

 

「うん、これで大丈夫!」と思えるところ(改善点)までお連れするというイメージでしょうか。

 

当院では、筋膜リリース・整体・はり治療に加えて認知行動療法的なかかわりを行なう事で、どこに行っても良くならなかった患者さんの腰痛が楽になっていく事例を多く経験しています。

 

当院の施術メニューはこちらです。

↓↓↓

施術メニュー

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、どこに行っても良くならない痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

竹内 武昭 他):ストレス自覚度ならびに社会生活指標が腰痛・関節痛,肩こりに及ぼす影響 : 都道府県別データの解析.心身医学,47 巻 2 号 p. 103-110,2007.

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小川 貴司(おがわ たかし)

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