腰痛とその原因 [腰痛 原因 非特異的 生野区 整骨院]

はじめに

大阪市平野区にある小川鍼灸整骨院のブログです。

皆さんは腰に痛みを感じた事はありますか?

 

腰痛はその他の症状に比べて、生活に影響を及ぼす割合が高いため、日本だけでなく

世界規模で問題視される最も大きな健康問題の1つです。

 

じつは、私も腰痛に悩まされた時期があります(笑)

 

日本において、厚生労働省が公表している「平成28年 国民生活基礎調査」によると、

痛みの訴えとしては男性では1番目、女性では肩こりに次いで2 番目に多いようです。

 

 

事実、人生を通して腰痛の経験者は83%、

腰痛によって社会生活を休んだことがあるものは25%という結果があります。

 

 

参考:「平成28年 国民生活基礎調査」

 

今回のブログは、この悩み深い腰痛の原因分け分類を行い、その原因となる疾患説明をしていきますね。

 

 

※記事中で参考資料としてあげるものに、「腰痛診療ガイドライン2012」があります。

これは2012年に日本整形外科学会と日本腰痛学会の監修によって発行された、

腰痛における原因や治療法などの根拠ある指針となるものです。

 

1つの論文からだけでなく、いくつもの論文を集め内容を照らし合わせ、

その結果を記載している非常に信頼性のある資料です。

 

 

腰痛の原因

さて、一口に『腰が痛い』といってもその原因は様々です。

日本整形外科学会が監修をしている腰痛診療ガイドライン(2012)によれば

腰痛は脊椎、神経、内臓、血管、心因性の5つに分類できるようです。

 

腰痛の原因別分類

脊髄由来:

腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症・分離性脊椎すべり症

・変性脊椎すべり症・代謝性疾患(骨粗鬆症骨軟化症)・脊髄腫瘍

・脊椎感染症・脊椎外傷・筋筋膜性腰痛・腰椎椎間板症・脊椎靭帯骨化症・脊柱変形など

 

神経由来:

・脊髄腫瘍・馬尾腫瘍など

 

内臓由来:

・腎尿路系疾患(腎結石・尿路結石・腎盂腎炎)・婦人系疾患(子宮内膜症)・妊娠・その他

 

血管由来:

・腹部大動脈瘤・解離性大動脈瘤など

 

心因性 :

うつ病・ヒステリーなど

 

この中でも、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症骨粗鬆症などは

比較的聞きなれた言葉ではないでしょうか。

当ブログでも紹介していますのでぜひご覧ください。

 

この中で腰痛はさらに、原因が明確な特異的腰痛と原因が明確でない非特異的腰痛

に分類が出来ます。

 

特異的腰痛は腫瘍・感染・外傷由来・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症などがあり、

非特異的腰痛は明らかな器質的異常(臓器や組織の異常)や神経学的所見(しびれなど)がない

腰痛のことです。

 

腰部疾患の内、約85%は原因が明らかでない非特異的腰痛です。

 

レントゲンやMRI検査では腰痛の原因が分からなく、明確な神経症状もない。

 

このような腰痛の方が圧倒的に多く、これはいわゆる腰痛症と呼ばれます

 

 

生活習慣における腰痛の危険因子

よく腰痛と関係している生活習慣として、運動不足や喫煙、食事があげられますが

この関連性は本当でしょうか?

 

上記以外にも、肥満や睡眠時間なども良く聞く関連因子だと思います。

 

同じく腰痛診療ガイドライン(2012)によれば、以下の様に記載されています。

 

ガイドラインでは推奨度として 推奨Gradeを5段階で示しています。

 

腰痛は生活習慣と関係があるか

 

・運動不足は腰痛発症の危険因子である。(Grade C)

 

・喫煙は腰痛発症の危険因子である。(Grade C)

 

・Body Mass Index(BMI)と腰痛の間には有意な相関はない。(Grade C)

 

 

簡単に記すとこうなります。

 

運動不足は、腰痛発症の危険因子なので、リスクを抑えるには運動習慣はつけてもいいね。

 

喫煙は、腰痛発症の危険因子の可能性が高いよ。

 

肥満は、BMIと腰痛には強い関係性はないとする論文が多いね。

でも、過度な肥満は健康障害や運動不足を引き起こす可能性があるから注意しよう。

 

 

他の因子も見てみると、

 

食事は、十分な根拠を示す論文はないものの、血清脂質濃度と腰痛の関係性があるね。

危険因子と考えたほうがいいよ。

 

睡眠は、睡眠障害が腰痛の痛みや強さと関連していて、発症のリスクを引き上げることが

報告されているよ。

 

という内容です。

 

 

おわりに

腰痛非特異的腰痛が多く見られますが、なかには重篤な疾患も含まれています。

腰の痛みが出たら、まずは一度信頼のおける先生の下で診てもらいましょう。

 

 当院は大阪市の平野区生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

大阪市 平野区 加美北 1-1-11

06-6755-6751

 

参考文献

1)日本整形外科学会診療ガイドライン.委員会,腰痛診療ガイ ドライン,南江堂,東京(2012)
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0021/G0000533/0001
(2019年2月閲覧)

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