側弯症について

 

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。側弯症と診断されてお困りの方は多いと思います。今回は、手術をする程まで変形はひどくないけれども、変形によっていろいろな症状を感じる方に向けて、側弯症と当院の施術について解説します。

 

 

側弯症とは

 

 

 

背骨が湾曲(わんきょく)してしまう状態が側弯症です。側弯症は平面的に横に歪むのではなく、3次元的に歪みます。だから回旋もしますし、前後方向への湾曲も存在します。

 

学校での検診で見つかる人が多いですが、検診時の小さな変形が大人になって大きくなる場合もあります。この場合、背骨を矯正する手術の適応には成りませんが、肩こりや頭痛、腰痛の原因になりえます。

 

 

側弯症のタイプ

 

側弯症は発症の時期や発症の原因などで分類の仕方が変わりますが、背骨の変形は5つのタイプに分けられています。

 

 

当院では、背骨の回旋の程度を評価して側弯症を見極めます。

 

辻 太一, 川上 紀明:側弯症の基礎.日本義肢装具学会雑誌,25 巻 4 号 p. 177-183,2009.参照

 

 

側弯症の症状

 

症状は変形の程度によって異なります。早い段階で側弯症の診断を受けた方はご存じでしょうが、肩の位置が違うとかウエストラインに傾きがあることで身体の歪みに気付く人もいます。重症例では肺の活動が制限されてしまい、呼吸がしにくくなります。

 

 

身体的な症状は肩こり・頭痛・腰痛などの慢性的な背部の痛みです。姿勢の歪みが気になってそれがストレスになっている方もよくお見かけします。その様な方は痛みを感じやすい傾向にあるようです。

 

 

手術適応

 

 

 

ここでは手術については明確に記載できませんが、cob角と呼ばれる変形の程度を示す角度が45度を超えると手術適応となるようです。その他、年代に応じて変形の大きさと予後とを考えて手術を決定するようです。

 

 

 

 

側弯症は治るの?

 

 

側弯症の最終的な治療方法は手術療法となります。しかし、手術には身体を傷つけるという大きなリスクが伴います。ですので、一定の基準を満たした比較的に重症度の高い患者さんが手術の適応になります。

 

 

手術をせずに側弯症の背骨をまっすぐに戻すことは非常に難しい問題ですが、だからといって、症状も改善しないということではありません。

 

 

当院では、手術をするほどでもないけれども変形による痛みや辛さを感じる患者さんに対して、

 

 

筋膜リリース・整体・鍼施術、それに認知行動療法的なかかわりを行い症状を改善させています。

 

 

 

 

当院の施術

 

 

 

 

筋膜リリースは、側弯症によって歪み、滑らかな動きが出来ない結合組織に対してマッサージを行なう事で、結合組織の動きを滑らかにして不良姿勢による痛みを改善するようにします。

 

整体では、筋膜リリースによって滑らかになった結合組織を筋肉と一緒に更に引き延ばします。そして、不良姿勢によって一定の方向にだけ偏って動くように癖付いている関節を、可動域いっぱいに動かすようにします。そうすることで、側弯が固まらないようにします。

 

 

鍼治療では、側弯症による不良姿勢で負担が大きくなっている筋肉の血流を改善して痛みを改善します。また、鍼には下行性抑制系を賦活する働きがあるとされています。下行性抑制系とは、生物に備わった痛みを感じにくくさせるシステムです。

 

 

そして認知行動療法的なかかわりは痛み軽減のために非常に重要な役目を果たします。手術をするほどでもないけれども辛い痛みを感じる患者さんは、治療の方法がないということで深くお悩みになります。

 

 

これからもっと変形がひどくなっていくのか?痛みはもっと強くなっていくのか?仕事ができなくなるのではないか?などについてです。

 

 

これらの問題はひとりで考えると、必ずと言ってよいほど悪い方向に深まっていきます。スマホで集める情報もそのほとんどをネガティブにとらえてしまうでしょう。

 

 

そのような状況のなかで側弯症についての正しい知識を得たり、その対処方法についての情報を正しく入手することで、あなたの悩み事が軽減することもあります。

 

 

なぜなら、1人で考えすぎることであなたの悩みはあなたの中で大きく膨らんでいる可能性が高いからです。

 

 

手術が必要でないということは、過去のデータから手術をしない方がメリットが大きいということです。

 

 

当院では、上記の方法を用いて側弯症患者さんの痛みが軽減するように努めます。上記の施術によって、背中の形はそのままであったとしても、症状が軽減する患者さんを当院はたくさん経験しています。

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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おわりに

 

 

 

 

大阪市の平野区、生野区界隈で、原因がわからない側弯症痛みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

 

筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を原因がわからない側弯症痛みに応用していています。

 

 

執筆担当は小川でした。

経歴、プロフィール

http://www.korikori.com/staff/

 

 

当院はコロナウイルス感染に対応中です。「3つの密」に対する対策をしっかりと行っています。

 

http://wwwkorikori.com/blog/covid-19info/

 

 

参考文献

 

 

野原 裕:脊柱側弯症治療の歴史と現況.脊髄外科,26 巻 2 号 p. 162-169,2012 .

 

 

辻 太一, 川上 紀明:側弯症の基礎.日本義肢装具学会雑誌,25 巻 4 号 p. 177-183,2009.  

 

アクセス

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