むち打ち損傷の治療【平野区  加美北 南巽 北巽 首の痛み 背中の痛み 交通事故 整骨院】

はじめに

 

 

小川鍼灸整骨院のブログです。今回は、「難治性鞭打ち損傷の治療方法—外傷性胸郭出口症候群 (TTOS) を中心に—」という論文を紹介いたします。交通事故による首の痛みむち打ち背中の痛み肩の痛み、腰痛などでお困りの方におすすめな情報です。

 

 

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目にある加美北地区にあります鍼灸整骨院です。鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用して治療に用いています。

 

 

最寄りの駅は地下鉄千日前線南巽駅です。1番出口から徒歩1分のところです。最近は北巽と間違えて下車される方もいらっしゃいますが、北巽ではなく南巽です。北巽から南巽までは徒歩で15分ぐらい歩きますよ。暑い日は汗だくになってしまいます。だから間違えないでくださいね(笑)。小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。

 

執筆担当は小川です

http://www.korikori.com/staff/

 

 

内容

 

 

 

難治性の首や腕の痛み(むち打ち)は、単なる捻挫ではなく外傷性の胸郭出口症候群の場合がある。筆者は外傷性の胸郭出口症候群を想定することで難治例の患者に対処できた治療方法を紹介している。

 

対象

交通事故を含む外傷で、首の痛みむち打ち)が5ヵ月以上継続して筆者の勤務する病院を受診し、外傷性胸郭出口症候群と診断されたた患者64例(T群)と、頚椎疾患と胸郭出口症候群が合併している例17例(CT群)。

 

治療方針

 

T群:

・患者の痛みを肯定する。

 

・胸郭出口症候群の病態として体型や姿勢・筋力が症状と関係していることを説明して理解を得る。

・運動で筋力を高めることを指導して頚椎の牽引、頚椎カラー(首の固定)、安静をやめる。

・就寝時の姿勢が神経を圧迫する可能性があることから、寝具や寝るときの姿勢について指導する。

 

CT群:

・治療が十分でない患者に対して、2週間から2ヵ月の固定と安静、必要ならブロック注射を行なった。

・前の医療機関で十分な治療がされた後ならばT群と同じ治療を行なった。

・胸郭出口症候群よりも頚椎疾患の症状が強い6例に頚椎の前方固定術を行なった。

 

結果

・患者が納得して治療をやめるまでの期間は表の通りだった。

 

 

具体的な事例

 

仕事中に頭に重量物が落下して頚部を痛めた患者が紹介されている。54歳の患者は明らかなヘルニアの所見が両方の上肢にしびれがあり、ブロック注射も効果がないために手術を行なったが治療効果が得られなかった。患者は背中が後方に曲がっている胸郭出口症候群の特徴的な姿勢をしており、胸郭出口症候群であるという著者の説明も受け入れてもらえず、職場からも痛みに対する理解が得られなかった。治療期間は1000日を越え、労災訴訟にまで及んだ。

 

考察

 

むち打ち損傷の治療方針については小さい衝突ではむち打ち損傷は起こらないとする意見や、心理面が関係するという意見、経済面が関係することから意見が分かれている。このようなむち打ち損傷の曖昧な状況について筆者は、外傷性の胸郭出口症候群の存在を主張する。

 

・治療としてはまず、患者に胸郭出口症候群の存在を説明し、患者の痛みを肯定的に受け入れながら治療・指導することが重要である。

 

・治療は漫然とした治療(例えば頚椎牽引)などは行なわず、運動を中心に行ない、必要であれば寝具の指導を行なうことが効果的。

 

・CT群、つまり頚椎捻挫と胸郭出口症候群が合併した症例は治療終了までに長期間を要しており治りも悪い。頚椎捻挫が併発する胸郭出口は安易に手術を行なわず、胸郭出口症候群の病態評価とその治療効果の十分な説明のあとに手術の承諾が必要になる。

 

 

当院の見解

 

 

当院にも交通事故後の首の痛みむち打ち背中の痛み肩の痛み、腰痛の患者さんはよくいらっしゃいます。

 

治療は概ね2ヵ月から3ヵ月程度になる場合が多いように思われます。

 

多くは頚椎捻挫でこの文献のように上肢の症状が出ている患者さんは少ないですね。だから、当院では著者報告よりも治療期間は短いです。

 

この論文の筆者は整形外科医であり、所属する病院は年間800例を越える手術件数を誇る大病院で、周辺医療機関から難治例が紹介で多くやってくるのでしょう。だから上肢症状を訴える、比較的重症の患者さんが多いのだと思います。

 

治癒までの期間をみても、一般的な期間よりも外傷性胸郭出口症候群の患者さんのほうが遙かに時間がかかっていますね。普通の頚部捻挫患者さんの治療期間が17.9日であることと比較すると飛び抜けて長いです。

 

 

 

ここには外傷性胸郭出口症候群患者さんの症状が交通事故や労災で多いことと関係していると思われます。補償問題が絡む交通事故外傷であればなおさらそうです。

 

当院でもこの論文にあるように、まずは患者さんの症状を受け入れて身体の中でどのような異常が起こっているのかをしっかりと説明するようにしています。

 

 

 

 

それがたとえ、上肢症状を伴わない頚椎捻挫であったとしても、やはり病態を説明して患者さんに納得頂くことは重要です。患者さんの納得なくして患者さんの治癒はあり得ないと当院は考えます。

 

運動は特に重要ですね。「痛みのせいでこれ以上動かせない」とか、「動かすともっと痛くなる」と考える患者さんも多く、この信念を溶かしていく作業も重要です。

 

患者さんに説明して行動や思考の変容を導き、結果として痛みを小さくする治療は正に認知行動療法的なかかわりです。小川鍼灸整骨院では、認知行動療法的なかかわりを基本にとして、筋膜の歪みや姿勢の異常、ときにはストレスにも目を向けて幅広く治療を行ないます。

 

 

 

 

用いる治療は、はり、筋膜リリース、整体です。これらの治療は患者さんの難治性の痛みにも効果をあげています。このような治療を通して小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。

 

 

 

おわりに

 

 

大阪市の平野区、生野区界隈で交通事故による首の痛み背中の痛み肩の痛み、腰痛などでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、加美北地区地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽ではありません。南巽です。北巽からはちょっと遠いですよ(笑)。小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。

 

参考文献

 

 

甲斐 之尋:難治性鞭打ち損傷の治療方法—外傷性胸郭出口症候群 (TTOS) を中心に—.整形外科と災害外科,53 巻 2 号 ,p. 398-401,2004 .
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/53/2/53_2_398/_pdf/-char/ja

アクセス

小川鍼灸整骨院

〒547-0001 大阪市平野区加美北1丁目1-11
【アクセス】大阪市営地下鉄千日前線 南巽駅から徒歩1分