8.私がかかわった患者さんの事例(その③)~

 

2015年6月のブログです。ホームページ移設

のためにここに移動しました。

 

徒手療法の間にも会話は続きました。

治療のなかでは、この痛みは必ず解消する

ことを一貫して保証しました。

 

 

また、以前よりひどい肩こりや頭痛を感じる

ことがあったというAさんに対して、今回の

事故による外傷が以前から存在した肩こりと

重なり合って症状が重くなっている可能性を

指摘しました。

 

 

つまり、今の症状は事故があったから存在し

ていると絶対的にいえることではなく、もしか

すると事故がなかったとしても同様の症状が

起こっていた可能性も示しました。

 

 

Aさんは治療者である私の話をよく聞き入れて

くれました。先に触れましたように、Aさんは

非常に素直なタイプの方で専門家のアドヴァイ

スを取り込みやすいタイプの方の様です。

このことはAさん自身から、治療中の会話の

なかでも確認することができました。

 

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また、Aさんはイメージ先行型であり、

イメージを膨らましてそのイメージの通りに

目前の現象を解釈する傾向にあることも会話の

なかで確認できました。

 

確認できたという表現が正しいかどうかは分か

りませんが、彼女との会話の中でこのことに

彼女は同意しました。

 

 

そして最終的に私は、つぎのような可能性に

触れてみました。それは、彼女自身がこれまで

出会った治療者との関わりを通して首の痛みに

ついてのネガティブなイメージを創り上げてい

る可能性についてです。

 

 

彼女はこの会話のなかで私の解釈を否定する

ことなく受け入れました。この受け入れもまた、

彼女の素直さがそうさせたのでしょう。

 

 

上記の内容は初診時に行われたものです。翌日

の来院で彼女は症状がずいぶん楽になったと

話してくれました。

 

 

何が彼女の痛みを小さくさせたのか?これに

ついて明確にすることはできません。

 

ただざっくりと言えることは、「肉体に生じ

る異常」に掛け合わさった感情の部分が何ら

かの形で小さくなったのではないかという

ことです。

 

 

もちろん、徒手療法には筋肉の緊張を緩和

させ、痛みを軽減させる効果があるとされて

いますし、私はそれを知っています。

 

 

しかし私はAさんの治療については何らかの

理論を特に意識しませんでした。どちらかと

いえば、Aさんとの会話に細心の注意を払い

ました。

 

 

Aさんのように「肉体に生じる異常」に掛け

合わさった感情の部分が小さくなって症状が

軽減したと考えられる患者さんは多く

いらっしゃいます。

 

 

私の経験では、治療の中で「よくなった」と

話してくれるほとんどの患者さんは、この

感情の部分が小さくなったように見受けられ

ます。

 

 

Aさんも間違いなくそのタイプの患者さんです。

そのように言いきることができる理由は、

Aさんから次のようなメールを頂いたためです。

 

 

次回はそのメールを少し加工して公開させて

いただきますね。もちろん、Aさんの許可は

もらっています。

 

(つづく)

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