61.私(治療者)が痛みに陥ったとき、自分をどう治す?

2015年8月のブログです。ホームページ移設
のためにここに移動しました

 

内容と関係ないのですが、山野草を趣味とする

母が、僕のお気に入りの流木に命を吹き込んで

くれました。

 

 

お気に入りなんです(笑)

 

流木山野草

 

ところで皆さん、専門家の私生活って興味あり

ませんか?

 

例えば、料理人が何を食べている?とか、

学校の先生は自分の子供にどのような教育を

しているの?とか、

医者はどんな養生をしているのか?とか。

 

実は私、先日、肩関節の痛みにみまわれました(笑)

 

みなさんは、治療者が痛みを感じた時には最良の

方法を知っていて痛みからすぐに開放される術を

もっていると考えますか?(笑)。

 

私の場合、ある意味最良の方法を知っていると

言えますが、ある意味でそうでないかもしれま

せん。

 

私が肩関節を痛めたときにどう感じてどう対処

したのか?お話しますね。

 

もう今から2か月半ぐらい前になるでしょうか。

野球を始めた息子に付き合って思いっきり

キャッチボールをしたのです。

 

鋭い球が息子のミットへ! 20球ほど投げてすごく

気持ちよかったのですが翌日より肩関節の痛みが。

 

私はスポーツ障害としての腱板炎と解釈しました。

だって、過度に肩を使用した後に痛くなったので

すもの。

 

でも、ちょっと様子がおかしいのです。1か月

経過してもまだ痛みは残っています。

 

生活できないほどの痛みではありません。

仕事もできます。

 

 

でも何かの拍子にビシっと痛みを感じるのです。

夜も痛みで目が覚めることがあります。

 

 

右肩を下にして眠ることはできません。動きは

最後まで挙げたりすることや背中を触ること、

頭の後ろを触りながら胸を張ることができません。

 

「おかしいなあ、もう1か月も経ってるのに・・。

 

腱板炎ならそろそろ治りそうなものなのに・・・。

 

あれ、もしかしたら他に原因があるのか?

 

腱板断裂?

 

もしかしてSLAP?

 

長頭腱炎?

 

いや、

二頭筋を収縮させてもいたみはないぞ・・・」

 

自分の痛みの原因が何であるのかを真剣に考える

ようになりました。

 

腱板断裂やSLAPは20球しか投げていない私が

なるはずもないです。しかし冷静さを欠いていた

私は、知識を総動員していろいろ考えました。

 

私は、肩の痛みの知識はあっても自分の肩が痛む

のは初めての経験なので、こうなってしまうの

です。

 

 

野球の知識があっても経験がなければ、プレーを

しても体がついて行かないことと全く同じこと

です。

 

知っていることと体験することは全く別物なの

でしょうね。

 

「MRIを撮らないといけないか?どこの病院で

検査しようか?仕事はどうしようか?」

 

私はちょっとしたプチパニックに陥りました。

 

でも、私は患者さんの心理的、社会的な背景を

勉強してきたので、肩の病態と同時に自分の気分

や意識についても見つめ直すことにしました。

 

そして同じような症状の人が患者としてやって

きたときに自分は何と診断するか考えることに

たどり着くことができました。

 

 

同じような症状の患者さんが来たら私は次のよう

に言うでしょう。

 

「○○さんの43歳という年齢から考えると、肩の

腱板という組織がそろそろ傷んできていて、

そこに普段しないような激しい運動をしたので

負担がかかって炎症が起きたのでしょうね。

 

何もしなくても痛みが出てくるころだったかも

しれません。この痛みは少し長引きますよ。

 

いわゆる四十肩、五十肩と言われるものと同じ

ことですが、まだ肩が固まっていないので軽傷の

部類です。だいたい、3か月から半年ぐらいかかる

人もざらですね。」

 

きっと上記のことで間違いないと思います。

 

私は今、上記のことを受け入れています。

 

しかし、はじめの1か月は本当に悩みました。

 

何より身体の老化を突き付けられたような気分に

もなったためです。

 

 

小学生の息子にはじめて投げ方を教えたのは6年

前でしたが、最近は中学生の息子に遠投競争をし

ても負けるようになったり、短距離走をして負け

そうになったり、朝起き上がる時に腰に痛みを

強く感じるようになったり・・・。

 

私は老化が基盤にあってやってくる痛みを否定

したいためにスポーツ障害による痛みであること

を強く信じたかったのかもしれません。

 

 

 

中年期の肩の痛みは基本的に腱板という組織の

退行性変化(老化)が進んでいるものなのです。

この部分は血流が悪く、なかなか元の通りに修復

しにくい場所なので痛みが出れば治るまでに時間

がかかるのですね。

 

理屈では分かっていたはずなのに、いざ自分が

痛みを感じてしまうと恥ずかしながら取り乱し

てしまいました。

 

現在は完璧でないまでも症状はかなり落ち着いて

います。また、肩関節への自信も取り戻しました。

水泳もできますし、サーフィンにも行くことが

できました。

 

治療者である私が肩の痛みを感じた時にどのよう

に対処したのか?

 

非治療者とはその対処の仕方にどのような違い

があるのか?

 

そこに言及するのが今回の目的でした。

 

結論、:専門家である私は、プチパニックになり

ながらも自分で自分のふに落ちる痛みの原因を

見つけることができて自分で納得することが

できた!そして納得することで痛みがなくなる

までの間、溺れることなくなんとか対岸

(治る時期)までたどり着くことができた!

 

私だって一般の方と同じように不安に陥って痛み

を感じる。しかし一般の方との違いは既存の知識

を整理して長く不安に陥ることなく、自己消化

することができたということです。

 

 

この自己消化、非常に大切だと思います。もしか

したら私は患者さんが自分の痛みを自己消化して

問題ないものにしてしまうことをお手伝いして

いるのかもしれません。

 

では具体的にどのようにお手伝いさせてもらって

いるのか?次回はそのことを整理してみますね。

 

(おわり)

 

小川鍼灸整骨院

病院で診てもらったけど楽にならない!自分の

痛みはだれにも分からない!心療内科でも診て

もらっているけどよくならない!とお困りでは

ないですか?そのような首、肩、背中、腰、ひざ

や足の痛み、手術後の痛みを当院は頑張って根気

よく治療します。大阪市平野区加美北1-1-11

です。

南巽リハビリデイサービス たすく

小川鍼灸整骨院に併設している

リハビリデイサービスです。

一生自分の足で歩きたい!

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という方、是非ともご相談ください。

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