41.治療の効果が得られやすい人、難い人②

2015年7月のブログです。ホームページ移設

のためにここに移動しました

 

 

前回は痛みに対する意味付けが変化しやすい人

について、本当にざっくりとお話しました。

 

今回は痛みに対する意味付けが変化しにくい

患者さんについて記述しますね。

 

注意していただきたいのは、実はこの手の患者

さんの方が多数派ということです。だから、

これから述べる患者さんについてどうぞ

ネガティブなイメージをもたないで下さい。

人間とは本来そう簡単に自分の考えが変更

できないものなのです。

 

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まずわかりやすく、前回紹介した内容の反対

パターンとして痛みに対する意味付けが変化し

にくい患者さんについてお話しますね。

 

前回、意味付けが変化しやすい患者さんの性格

として「素直さ」を挙げました。

 

ブローディは素直さを

 

「他者志向」、「困難な状況におちいったとき、

そういう人は殻にとじこもってひとりで何とか

しようとするのではなく、周囲の人たちと連携

をとりながら対処しようとする」p62と記述

しています。

 

ここから痛みに対する意味付けが変化しにくい

「素直じゃない患者さん」はどのような人かと

考えると、

 

「他者に依存しない」で「困難な状況におち

いったとき、殻に閉じこもってひとりでなんとか

しようとする人、周囲と連携をとろうとしない人」

となりますね。

 

 

「他者に依存しない」人、または「ひとりで

なんとかしようと周囲と連携をとらない人」は

基本的に自分の考えをしっかりともっておられ

ます。

 

 

このような人は自分が創り上げた痛みの意味を

変化させることは難しいようです。

 

また、このような人は自分が創り上げた痛みの

意味を、自分が創り上げたとは通常思わないよう

です。

 

 

自分が創り上げているのではなく、

 

「事実そうなのである」と解釈しているのです。

 

 

しかしこのことは当然と言えば当然のことです。

 
このような人に、「○○さん、あなたが捉えて

いるその痛みは実はあなた自身が創り上げて

いる痛みなんですよ」とお話しても逆効果です。

 

 

 

患者さんの主観的な感覚を否定することになる

のですから。

 
誰だって、自分の考えを否定されることは気持ち

の良いことではありませんよね。ましてや痛みは

自分しかわからない主観的なものなのですから。

 
この主観的な感覚を否定された時には

 

「自分が嘘をついているとでもいうのか!」

 

と感情的になる人もいます。

 

この否定は言葉だけでなされるのではありま

せん。医療者の態度にも表れるようです。

患者さんはこのような態度にとても敏感に反応

すると私は考えます。

 

医療者が患者さんに否定的な態度をとってしまう

と、治療に最も重要な要素である「信頼関係」

も構築できません。

 

ここで私がこれまでに遭遇してきた

「痛みの意味を変更しにくい患者さん」

の典型的なモデルを挙げてみますね。

 

例えば・・・・

 

おっと、今日はここまでです。

 

自分の臨床での気付きを文章にすることが

だんだん楽しくなってきました。

 

(つづく)

 

小川鍼灸整骨院

 

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