4.痛みの原因がわからない!~患者さんが訴える体の異常についての考察 その①~

 

 

 

2015年6月のブログ記事です。ホームページ

移設のためにここに移動しました。

 

 

 

ここからは、不定愁訴と名付けられる患者

さんがどのように症状を経験しているのかを

考えていきたいと思います。

それらの症状はお医者さんには理解されない

ものです。

 

 

 

なぜそうなのかもお話したいと思います。

強調しておきたいのは、お医者さんに理解でき

ない症状とは、検査をしても異常がみられない

症状であり、現代医学(西洋医学)からは理解

できない患者さんの症状のことです。

 

 

 

つまり、「痛みの原因がわからない!」という

ことは、「現代医学的な観点から痛みの原因

を突き止めることができない」というように

置き換えることができると思います。

 

 

 

そもそも、人が感じる体の異常(症状)と

は、単純に「肉体に生じる異常」ではありま

せん。だから、現代医学だけで患者さんの

症状を理解しようとすること自体に限界が

あるのです。

 

 

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よく「現代医学の限界」が話題になります。

しかしそのほとんどは、例えば現代医学が

エイズウイルスを死滅させることがまだでき

ないというような、技術的な限界についての

ことです。もっと根本的な「現代医学の限界」

とは、現代医学が患者さんの症状を現代医学

だけで理解しようとする態度にあると私は思

います。

 

 

どんなに医学が発達しても、この態度が強く

保たれる間は、原因がわからない痛みはなく

ならないでしょう。

 

 

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例えば骨折では、「肉体に生じる異常」にとも

なう骨折部分の痛みが生じます。この異常につ

いては現代医学的に解釈可能であり、説明をつ

けることができます。レントゲン写真で骨折像

が確認できるのですから。

 

 

 

しかし骨折をした人には、「肉体に生じる異常」

に加えて、様々な感情も一緒に生じます。この

感情(とりあえず「感情」と表記します)が、

人が感じる体の異常を複雑にしており、現代

医学的には解釈できない様々な症状を引き起こ

すといえるでしょう。

 

 

 

現代医学がこの、患者さんの感情の存在を無視

するのであれば現代医学に治せない病気がある

ことは当然となります。

 

 

 

言い換えると、現代医学が「痛みの原因がわか

らない!」患者さんを生産し続けることになる

といえるでしょう。

(つづく)

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