2012年2月
お見舞い
頸の手術をされた患者さんの記事を以前書きました。
「西洋医療機関への紹介」というタイトルの記事です。
その患者さんの入院先にお見舞いに行きました。
病室はどこかな・・・・
とうろうろしながら病棟の中を歩いていると、それらしい人の
後姿が!歩行器ですたすた歩いておられます。
「あ、みーつけた!」
と思いましたが、その患者さんは全身性の慢性関節リウマチです。
手術前には自力で歩くことができませんでした。だから私は、その後姿
を人違いだと思いました。
しかし!なんと、その後姿は手術をされた患者さん、その人だったのです!
手術前は延髄が圧迫を受けていたのか、呼吸が苦しく、ふらつきがひどい
状態だったので自力で歩けませんでした。しかし、手術後は、頸にたいそう
な装具がついてはいますが、元気そうです。
その方の奥さんは現在、膝の痛みで通院されているのですが、お父さん
のお話しをよくします。
奥さん:「今から晩御飯のおかずもっていってあげるねん、一品だけ。」
私 :「へ~、やっぱりおかず、足りないんですね。病院食はつまらなそう。」
奥さん:「ううん、お父さんは文句いわんとなんでも食べるよ。でも、やっぱり
なんか一品、ちょっとつくってもっていってあげんと・・・・・」
私 :「へ~~!すごい!お母さんは、旦那さんが病院食の不満を何も
いわないけど、何か察知しているわけですか?」
奥さん:「まあ、そういうわけじゃないけど・・・・(照笑)」
このご夫婦、成人されているお子さんが2人いらっしゃいますが、奥さんは
旦那さんに非常に献身的です。そして、旦那さんは奥さんに「うん、ありがとう」
とよく言いわれます。職人気質の旦那さんの「ありがとう」は無骨な感じもしますが
非常に暖かいものがあります。
なんだか、「ええ夫婦やな・・・」としみじみ思いました。
患者さんのお見舞いにいった話をアップしようと思ったら、「ええ夫婦」の話に
なってしまいました(笑)。
ではコマーシャル
肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼
も施術していますので、夜鳴き、かんむしでお困りのお母さんもご相談くだ
さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある!
とお困りの方もご相談くださいね。さらに、更に、「病院で診てもらったけど
原因がわからない」「病院でもよくならない」「もっと説明してほしい」とお
考えの方もどうぞご相談くださいね。
山川さんの腰痛2
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ある月曜日、山川さんがやってきました。
「先生!すごいよ!」
私は何のことか分かりませんでした。
「週末はちょっと体を動かしました。先生が言うとおりに「これ以上動かしたらまずいな」と思うことがあったんですが、あえてそれ以上に動かしてみることにしたら、なんと、腰の痛みはひどくならなかったんです!先生の言ったとおりでした!」
どうも、山川さんには私の接し方がフィットしたようです。そして、うれしいことに次のようなお言葉を頂きました。
「先生は、「もし痛くなったら僕が何とかする」って言ってくれましたね。この言葉は僕にとって非常に心強かったんです!」
山川さんは4回ほど来院されて腰の具合は良くなられたようです。山川さんの「自分の腰は弱いと思っていた」という以前の腰痛観がポジティブな方向に変化してくれていたら、治療者としてこんなにうれしいことはありません。
そうであればいいのですが・・・・。
ところで、「私が何とかします!」という言葉、実は私、結構連発してしまうのです。たぶん、隣のベッドで「僕が何とかします!」といっているのを聞いた患者さんは「あの言葉、私にも言ってたわ」と思われているかもしれません。
私はどの患者さんにも責任を持つようにしているので、自然とこの言葉が出てしまうのです。だから、軽々しく言っているのではないということをここに明言しておきますね。また、私は自分の手に負えない患者さんを診させてもらおうとは思いません。医学的な検査が必要な患者さんは専門医に紹介するようにしています。だから安心してこの言葉を受け入れていただけたらと思います(笑)。
そして何より、痛みでお困りの患者さんに対しては「共感」「支持」「保証」が必要なのです。自分の痛みを分かってくれて支えてくれて、何とかしてくれそう!と患者さんに思っていただくことが重要だと常に考えています。これは心身医学の鉄則だそうです。最近、この言葉によって長年抱えておられた問題が解消された(と自分でおっしゃった)患者さんがいますので、また紹介させてもらいますね。
山川さんからも、本当にいろいろ勉強させてもらいました。
ありがとうございました。
山川さん!このこと、約束どおり、アップしましたよ(笑)。今後ともよろしくお願いいたします!
では、コマーシャル! 肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼 も施術していますので、夜鳴き、かんむしでお困りのお母さんもご相談くだ さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある! とお困りの方もご相談くださいね。さらに、更に、「病院で診てもらったけど 原因がわからない」「病院でもよくならない」「もっと説明してほしい」とお 考えの方もどうぞご相談くださいね。
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私が経験した肩の痛み・不安
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今回は私が経験した肩の痛みについてです。 ある日の土曜日仕事を終えて、リュックサックをしょって自転車に乗り、駅まで向かおうとした際、右肩甲骨の裏側に違和感を覚えました。しかし、その日は土曜日。るんるん(古い表現ですか?)な気分なので、気にせず帰宅。庭先で流木をいじり(流木に観葉植物を植えるのが趣味なんです)、トンカチで流木をトントンしました。流木に大きな穴を開けたかったのです。かなりがんばりました。
翌日の日曜日は子供を温水プールに連れて行く予定でした。
そして翌日の朝、不調は目覚めと共にやってきました。なんと、右肩関節の激痛です。プールはもちろん中止。その日は安静。パソコンに向かうことはできたので、事務仕事をやっつけました。
痛みは最悪の状態です。大きく息を吸っても痛いです。咳はもちろん、くしゃみも激痛。くしゃみは自然に止まるようになりました。
明日からは仕事です。仕事ができるかどうか、非常に不安になりました。私はいつも鎮痛剤を飲みません。自分の痛みがどうなっていくのかを知るためです。腰痛の際には日記をつけるようにします。しかし、今日は朝から鎮痛剤を2錠飲みました。不安があったからです。明日の朝、痛みがなくなっていたらいいのに・・・と思いながら眠りました。
月曜日 痛みは全く引きません。しかし肩関節に異常がないためか、治療はなんとかできそうです。しかし、何かの拍子に痛みが走ります。
火曜日 同じく痛みは引かず気分が悪くなるぐらい痛みが出ます。今まではどんな痛みがあっても大方3日ほどで楽になっています。しかし、今回は楽になりません。不安が大きくなってきます。 水曜日 少し楽になったと思えるようになりましたが、痛い時間もまだまだあります。この日は鎮痛剤を飲みませんでしたが、帰宅時に痛みが出てきたので、ロキソニンを飲みました。せっかく今日一日鎮痛剤なしでやり過ごせてこられたのに・・・。明日への不安が大きくなってきました。 木曜日 起床時は結構な痛みがありました。残念な気分です。またぶり返すのでは?という不安が大きくなってきました。しかし日中は、痛みは小さくこのまま治っていくのでは?と思えるほどの痛みになってきました。
金曜日 起床時の痛みは少々残っていましたけど、表すなら一番痛いときの十分の一程度の痛みになっていました。しかし、意識すると痛みはまだあります。でも、私の痛みは大方金曜になくなったといってもよさそうです。
この痛みはいったいなんだろう・・・・・?
医学的に自分の痛みを分析してみました。まず、ぶつけたとか、ひねったとかいう外傷などは一切ありません。熱が出たとかもありませんので、感染症もありません。手のしびれもありませんので、頚椎や腕に行く神経にも異常はなさそうです。上腕骨と肩甲骨から構成される肩関節にも異常はなさそうです。問題はどうも肩甲骨と胸郭(肋骨)の間の関節にあるように思いました。肩甲骨を動かすと突き刺さるような激痛が走るのです。
私は痛みに強い方だと思っています。今までの痛みは自分で痛みの原因を大方、知ることができたので、不安等はなかったからだと自分では分析しています。
しかし、今回の痛みは少々勝手が違います。5年ほど前に同じような痛みを経験しましたが、今回の痛みはひどいです。そして、原因がわかりません。たぶん、肩甲骨と胸郭の間にある滑液胞と呼ばれる組織が炎症を起こすという記述を、肩関節の大家である信原先生が著書「肩その機能と臨床」の中で述べていたと思いますが、それかな?と思えたぐらいです。しかし、ネットで調べても肩甲胸郭関節の滑液胞炎の記述は出てきません。
私は自分の痛みの原因に合点がいかないために不安になりました。次のような不安です。
・レントゲンが必要?・MRIを撮れば何かわかる?・こんなに痛いのなら、肩の中で絶対何かが起こっているはず!それが何かを知りたい!・いつもならどんな痛みでも1日2日でなくなっていたのに今回は長い!なぜ?・老化?四十肩?・このまま痛みが大きくなって仕事ができなくなったらどうしよう?・患者さんになんて説明する?「四十肩になってしまって、治療ができないんです・・・」いや、そんなこと絶対に言えない!だってかっこわるいもの!・重病だったらどうしよう?例えば癌?・もし、今僕が死んだら、家族はどうなる?・家のローンはちゃらになる?・嫁は看護師なので、なんとか子供たちを食わせていける?・治療所はどうしよう?突然死んだら患者さんたちはどう思うか?・・・・・などなど。
よく患者さんから聴かれるようなことばかりです(笑)。
痛みや心身の不調の原因について自分が納得できる解釈が得られない場合、人は本当に不安に陥るものですね。私は、痛みの治療にもう、20年近くも携わってきましたが、そんな私ですらそうです。まさに今回、痛みをもつ患者さんの気持ちを「身をもって」知ることができました。
今回の痛みは本当によい勉強になりました。でも、こんな痛みはもう二度とゴメンです。
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山川さんの腰痛1
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その患者さんは私と同じ年齢で初診時の頃からなんだか不思議な親近感がありました。非常に明るい方です。名前を山川さんとしましょう。もちろん仮名です。その明るさ故に初診時からお話しが弾みました(笑)。
山川さんは、初診の前日に腰痛を覚えたために来院されました。山川さんをまず問診する中で、腰痛でお悩みの方によくある特徴をみつけることができました。
それは、「自分は腰が弱いほうである」という自覚でした。私は、なぜそう感じるのかを聞いてみました。すると山川さんはこれまでに数回のぎっくり腰を経験されており、その痛みがまた、いつやってくるかわからないとおっしゃいました。
私の経験では、このようにおっしゃる患者さんは非常に多いのです。以前に経験した痛みを忘れることができないのでしょう。
当然です!人によって痛みの感じ方は違うと思いますが、「ぎっくり腰」と認定されるほどの痛みは、突然にやってきて、その人の日常生活をすべてかき乱してしまうからです。仕事は欠勤しなくてはいけませんし、楽しみは奪われてしまいます。自分の体を動かすことすらままならない状態です。
ぎっくり腰を経験された方は、「このような状態がいつ起こるかわからない」という不安にいつもさらされることになります。健康な人は自分の体の一部分に注意を向けるということはあまりありませんが、ぎっくり腰を経験された方の多くは自分の腰がどう変化するのか、常に監視をすることになります。
そして、腰にちょっとした不具合を感じると、「またぎっくり腰になるのではないか?!」と不安になります。
山川さんも自分の腰に対してそのような不安をお持ちでした。
私は山川さんに上記のような腰痛患者さんによくある不安の特徴についてお話ししました。山川さんは「なるほど、分かるような気がする!」といってくれました。実際に、初診の患者さんでこのように感じてもらえる方は少ないですが、山川さんは特別です。
私は山川さんの腰を診て、とりたてて悪化するような兆候がないことを確認しました。そしてあるアドバイスをしました。
「山川さん、ご自身が「これ以上動いたらぎっくり腰が起きそう」と思う瞬間があるでしょ、その時は躊躇せずに、その動きをあえて行うようにしてみてください。実は、「これ以上ダメ」と思っていた動きは、やってみるとそうでもないことがほとんどなんです。なぜなら、多くの患者さんはぎっくり腰になる際に前兆をかんじていませんから。ぎっくり腰は突然やってくるものらしいです。つまり、「これ以上ダメ」と思う動きはぎっくり腰に対する不安そのものだと思います。「これ以上ダメ」と思っていた動きを思い切ってやってみて、「あ、ダメと思ってたけど、いけるやん!」と思ってもらえたら、これまでに出来上がった自分の腰痛観を変えることができると思います。もし、挑戦してみて痛みが出たら・・・・その時は僕が何とかします。任せてください!」
さあ、山川さんはそのアドバイスを受けて、どうなったのでしょうか?
次回につづく・・・・(笑)
コマーシャル 肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼 も施術していますので、夜鳴き、かんむしでお困りのお母さんもご相談くだ さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある! とお困りの方もご相談くださいね。さらに、更に、「病院で診てもらったけど 原因がわからない」「病院でもよくならない」「もっと説明してほしい」とお 考えの方もどうぞご相談くださいね。
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膝の痛みの意味3
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久しぶりのブログ更新です。書きたいことは日々山積みなんですが、なかなか時間がありません。今は電車の中でブログの続きを打っています。その後の野村さんですね。
妻と野村さんのお話を聴き続けると次のような展開になりました。 野村さんは、お話を聞いてもらうだけで、すごく気持ちが楽になったとおっしゃいました。
「わたし私、クラブの中でも全然走れない方だし、まだまだかんばっているなんて言えないレベルなんで、『ランニングしてるねん』なんて、誰にもいえない。膝が痛いけどがんばって走ってるなんて誰にもいえないの。でも、今、二人に話を聞いてもらって、自分のことを話す事が出来て、なんだかすごく気持ちが楽になったよ。整形外科でもこんなにじっくり自分のこと聞かれなかった。」 野村さんはきっと、気持ち的にしんどい状況にいらっしゃったのでしょう。やっと手に入れた自分の時間を楽しみたいけど、膝の痛みのためにその時間が奪われるかもしれない。10年ぶりに自分を取り戻すことができた大切な時間がなくなってしまうかもしれないという不安に溺れそうになっていたのかもしれません。しかし、自分の気持ちを第三者に伝え、聴いてもらい、共感・理解してもらうことで気持ちが楽になったのかもしれません。
私は最終的に、膝のしくみを図で説明し、スポーツ障害が起こる部位とその理由を説明し、野村さんの痛みの部位がそのどこにも該当しないことを説明した後に次のように言いました。
「膝は構造的には問題なさそうですよ。それは僕が保障します。絶対大丈夫!あまり膝が痛ければ無理に走ることは避けたほうがいいかもしれませんが、基本的には無理に走っても大きな痛みは出ないと思います。少々痛くても走っていいですよ。もしその痛みが走ってはいけない痛みならば、次の日から痛みは更に大きくなるでしょう。その時だけ少々の痛みがあり、次の日に痛みが残らないのなら、がんばって走ってください。それでも痛みが問題になるとなれば、その時は僕が何とかします。」
その次の週の週末、野村さんはいつものランニングクラブの日にはウォーキングだけを行ったそうですが痛みは出ることなく、その後市民マラソンも走ることができ、今では全く痛みなく走っているそうです。先日、10キロの距離を走ったという報告も受けました。
今回の野村さんの例は、痛みが単純に体の問題ではなく、生活背景や心理的な状態と大きく関係することを示す例であると思います。
ただ、野村さんの例は、妻との信頼関係ができているので、短時間でここまで深いお話に至ることができたのですが、通常の患者さんでは短時間にというわけにはいきませんね。そこが治療の難しいところです(笑)。
野村さん、これからも頑張って走ってくださいね。すごく勉強になりました!
では、コマーシャル!コピペです(笑) 肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼 も施術していますので、夜鳴き、かんむしでお困りのお母さんもご相談くだ さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある! とお困りの方もご相談くださいね。さらに、更に、「病院で診てもらったけど 原因がわからない」「病院でもよくならない」「もっと説明してほしい」とお 考えの方もどうぞご相談くださいね。
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