1回の施術で改善した関節痛【大阪 平野区 生野区 認知行動療法 うつ 筋膜リリース 】

はじめに

 

 

小川鍼灸整骨院のブログです。今回は、2ヵ月前に階段の急激な上り下りをしてから、左膝と足関節の痛みが続いていた患者さんが1回の施術で改善した事例について報告させて頂きます。

 

内容につきましては、お話しの基本的な構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを個人が特定できないように加工しています。

 

 

執筆担当は小川です。

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事例

 

Rさん:30歳男性、レストラン店員

主訴:①左膝の痛み ②右足関節の痛み

 

Rさんは2ヵ月前に友達の引っ越しを手伝った際に、階段を上り下りしてから膝と足関節に痛みを感じるとのことでした。けがなどの外傷歴はありません。2ヵ月前よりは痛みは小さくなってきているけど仕事中に動き回っていると痛みを感じると来院されました。

 

「はりきって階段の上り下りをしたのが原因かな?普段はあまり運動しないのに、この時の運動は負荷が大きかったのだと思う。運動をほとんどしていなかったのに急に運動をしたので膝や足首に負担がかかったのでは?と思う。放置すると慢性化して姿勢にも影響が出てくると思う」

 

 

問診と診立て

 

 

まずは医学的な所見をとってみることにしましたが、取り立てて異常が見られませんでした。

 

・安静時痛にはじわーっと痛むことがあるとのことです。

・関節の動きの中で痛みを感じる事はないとのことです。

・体重をかけてもその時に痛みが走ることもありません。

・膝と足首の周囲を指で押さえると痛む部分があるかどうかを調べると、全体的に痛みがあ

る程度で、「ここが痛い!」という場所はなさそうです。

 

しかし、Rさんはご自身の痛みを普通ではない「異常な状態」と捉えておられます。

 

話をよく聞いていくと、Rさんは過去に心療内科でうつ病の診断を受けたことがあることを話して下さいました。

 

そのことを受けまして私は、身体に異常がなくても痛みを感じる事があることをRさんに次のように伝えました。

 

うつ傾向にある人の考え方の特徴として「破局的思考」という自分の症状を悪い方向に考える傾向が報告されているのですが、Rさんはどうですか?」

 

するとRさんは自分でもその傾向があることを認めました。

 

 

施術

 

 

筋膜リリース+認知行動療法的なかかわり

1回の治療費;4000円(初診料は1100円)

 

 

施術メニューはこちら↓↓↓

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結果

 

 

問診の時点で、膝関節と足関節には取り立てて悪くなっている部分がないことがわかりました。このことは理学的所見に陽性所見がないことからも明確です。このことを説明して、今後痛みが慢性化することや姿勢に影響することはないと保証するとRさんは非常に安心されました。

 

そしてRさんは自分の「破局的思考」について、この心理的傾向が膝関節と足関節の感覚を過敏にしている事に納得安心されました。問診とカウンセリングの時点で自分の症状に合点ができたために治療の必要はないかもしれないと考えて、筋膜リリースを受けるかどうかを伺いいましたが、Rさんが希望されたために筋膜リリースを行ないました。

 

施術を行ないながら症状とRさんの主観がどのように関係するのかを説明させて頂きました。

 

また、過去の外傷や過度の運動が筋膜の癒着を引き起こし、それが膝の痛みや違和感につながる可能性を話し、その解釈に従って筋膜リリースを行なったところ、Rさんは納得されてそのまま様子を見てみると話しました。

 

 

考察

 

 

整形外科などで検査をしても異常がない症状を訴える患者さんの一部は、仮面うつ病である場合があります。慢性の痛みとうつ傾向は「コインの裏表」と表現されるように表裏一体です。うつ傾向にある人は慢性の痛みを患っている割合が高いですし、その反対に慢性の痛みをもつ方はうつ傾向にあるということです。

 

 

Rさんは過去にうつ病の診断を受けたことがあると話します。現在はうつ症状はなく生活を楽しんでおられますが、今回はうつ傾向にある方の特徴である「破局的思考」が痛みについて意識を集中させてしまったことが主観的な症状につながったと考えられます。

 

今回の施術は1回で良好な結果が得られましたが、その理由として考えられることは、Rさんがご自分の性格傾向に気づいており、私の説明に納得出来た結果、痛みへの集中(破局的思考)がなくなったことにあると考えます。

 

Rさんのケースとは逆に、原因が分らない、検査をしても異常のない患者さんの治療が非常に難しくなることがあるのですがそのケースの多くは、患者さん自身が検査の結果を信用しない場合です。

 

具体的には、「検査の方法が悪い」とか、「他の方法で異常が見つけられるかもしれない」とか「担当者の能力が低い」などの意見をもち、「自分の痛みは必ず身体の中に原因がある」と強く信じる患者さんです。

 

検査を行なう技師や検査をオーダーする医師の知識は素人の考えを大きく上回るぐらいの広い範囲にわたります。彼らは広い知識の元に真剣に検査を行ないます。そして、知識を科学的に蓄積して目前の患者さんに最小限の労力で役立つように頑張っています。

 

 

だから本当に信用・尊敬に値するものです。

 

しかし、その信用・尊敬に値する医療者の態度は、科学的であるがゆえに痛みに苦しむ患者さんにとっては、

 

・人情味がなく、

・事務的で

・簡素化されたもの

 

にうつってしまいます。つまり、味気ないのです。もっと共感して欲しいし同情して欲しいのが痛みに苦しむ患者の人情というものですが、忙しい病院の先生とスタッフはそれどころではないといわんばかりの冷たい態度で患者さんに接します。また、患者さんが理解できる説明もありません。

 

病院の医療者がこのような態度だから患者さんは、検査の結果を信用できないし、信頼も出来ないのだと思います。本当に悪循環ですが、これは医療者が悪いのではなく制度が悪いのだと思います。

 

Rさんの場合は、Rさんが納得できる説明と保証を受けることが出来たためにRさんが症状自体を気にしなくて良くなったことが1回の治療での改善につながったと考えます。

 

当院では上記のような効果を良く経験していますが、この効果は認知行動療法的なかかわりの結果であると考えます。

 

認知行動療法的なかかわりについてのブログはこちら↓↓↓

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 おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区界隈で、原因がわからない痛み、うつ病が関係するかもしれない痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用してみなさまの痛みを施術します。小川鍼灸整骨院大阪市の平野区生野区の境目、加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。当院へは平野区生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。

 

 

参考文献

 

 

山岡明奈 他):創造性および抑うつ傾向とマインドワンダリングの特徴との関連.教育心理学研究,67,73-86,2019.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/67/2/67_73/_pdf/-char/ja

 

アクセス

小川鍼灸整骨院

〒547-0001 大阪市平野区加美北1丁目1-11
【アクセス】大阪市営地下鉄千日前線 南巽駅から徒歩1分