足関節捻挫の治療【固定 小川鍼灸整骨院 平野区 足首の腫れ】

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目にあります。今回は足関節捻挫の治療を受けていた患者さんについて報告させて頂きます。内容につきましては、基本的な構造が変わらない程度に内容を加工しています。足関節捻挫は足首の腫れはあるけれどそんなに痛くない場合もあります。しかし放っておくと思わぬ後遺症を引き起こすこともあります。初期治療が大切なんですね。

 

事例

 

38歳の女性Kさんです。旅行先でヒールの高い靴を履いていて、段差を飛び越えた際に足首を捻ってその後から足首の腫れと痛みを感じるとのことです。Kさんは、受傷直後は旅行先ということもあり、痛みがありながらも観光地を歩き回ることができたそうです。しかし、その後、痛みがだんだんと強くなってきたと話しました。

 

 

問診と診立て

 

足関節捻挫とは通常、前距腓靭帯損傷のことをいいます。この靭帯が単独で損傷を受ける時もありますし、その他の靭帯が同時に損傷されることもあります。単独損傷の場合は比較的に軽症の場合が多いです。

足関節捻挫を疑う時には、その他の骨折や靭帯損傷、神経麻痺、腓骨筋腱という腱の脱臼など他の疾患との鑑別、合併を見極める必要があります。Kさんの場合はその他の疾患は見つからず、前距腓靭帯の単独損傷と考えられました。

 

施術

 

Kさんの捻挫は受傷後4日ほど経過していましたので、オイルマッサージと弾力包帯固定を行ないました。ローズマリーカンファーというアロマオイルを用いた患部のマッサージは、浮腫を解消してくれます。弾力包帯固定につきましては、本人様が歩行に不自由を感じていなかったために、ゆるい固定を行ないました。

 

写真は別の患者さんです。

 

結果

 

治療開始後、10日ほどで歩行時の痛みがかなり軽減しました。外くるぶし周囲の圧痛や足関節の内返しでの痛みはありましたが、生活に支障のないレベルにまで達しましたので終了しました。

 

考察

 

本来、受傷後間もない場合には患部の圧迫、固定、可能な場合は2日間のアイシングをしっかりと行う事ができれば理想的です。そうすることで、患部の浮腫を防ぐことができて治りが早いという印象を私はもちます。

捻挫の患部は炎症を起こしますがその時には浮腫も起こります。浮腫が起きれば患部は治りにくいとされています。この浮腫を避けるためには圧迫が必要です。加えてアイシングを行なうことで炎症の程度を小さくすることが期待できます。

あとは固定ですね。足関節捻挫に関する固定につきましては、どの程度の靭帯損傷に対してどんな固定を行なうのかが問題になります。靭帯損傷はⅠ度損傷からⅢ度損傷まであり、Kさんの捻挫はⅠ度損傷からⅡ度損傷の間でした。ですので、強固な固定は必要ありませんでした。

靭帯損傷の程度をしっかりと見極めておかないと、後遺症を残すことがあります。反復性足関節捻挫と呼ばれる状態です。靭帯の損傷程度がⅡ度以上になると関節に遊びができてしまいます。この状態では、関節に負荷がかかると捻挫しやすくなってしまい、何回も捻挫を繰り返すことになります。だから、初めての捻挫の時には靭帯損傷の程度をしっかりと見極め、重症度が高い場合には医師の受診が必要になります。

 

おわりに

 

小川鍼灸整骨院では骨折や捻挫の治療もしっかりと行ないます。ただ、骨折の場合は医師の同意が必要ですので、提携先の医院への受診を勧めています。大阪市の平野区、生野区界隈で足関節捻挫やその他の外傷の痛みでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

 

参考文献

1)大関覚:足関節捻挫と靭帯損傷,最新整形外科大系第18巻11章外傷,pp348-355,中山書店,2007.

アクセス

小川鍼灸整骨院

〒547-0001 大阪市平野区加美北1丁目1-11
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