膝の内側側副靭帯損傷

 

膝を捻ってしまった、スポーツで膝を痛めた、膝の不安定感

 

 

 

 

概要

内側側副靭帯(MCL)とは、太ももの骨(大腿骨)からすねの骨(脛骨)の内側について走行している靭帯で、

役割は膝が内側に『くの字』にかかるストレスを守る働きがあります。内側に『くの字』に膝が曲がる事を外反と呼びます。

 

つまり、外反ストレスに対して内側側副靭帯は働いています。

 

膝の内側側副靱帯は関節包と一体化した深層、関節外の浅層に分けられます。

 

深層の繊維は半月板と連結しており、そのため半月板損傷と合併してしまうこともあります。

 

 

 

原因

内側側副靭帯損傷は、サッカー・ラグビー・アメリカンフットボール・テニス・スキー・スノーボード

・バスケットボール・体操など多くのスポーツでみられます。

 

内側側副靭帯損傷の多くはスポーツ外傷で、相手との接触により足を捻ったり、ジャンプの着地時に

バランスを崩したり転倒した際などに、膝に外反ストレスがかかったときになります。

 

内側側副靭帯損傷は単独損傷が多いものの、内側側副靱帯損傷、前十字靭帯損傷、内側半月板損傷の

3つを同時に起こしてしまう重症度が高いアンハッピートライアド(不幸の3兆候)と呼ばれる複合損傷をきたすことがあります。

 

この複合損傷は外反ストレスに加えて、回旋ストレスが加わった際に起こりやすくなります。

 

 

 

症状 

内側側副靭帯を損傷した場合、重症度を次の3つに分けて考え、固定期間やスポーツ復帰への判断を行います。

 

Ⅰ度 小範囲の線維の断裂で、痛みのみで膝の不安定性を認めない

 

Ⅱ度 軽度から中等度の靭帯の断裂で、痛みがあり30度膝屈曲位で主に左右方向に不安定性が出る

 

Ⅲ度 靭帯が完全断裂した状態で、痛みが強く30度屈曲位と完全伸展位で不安定性が強く出る

 

 

症状としては受傷の程度にもよりますが、受傷直後(急性期)は疼痛、腫脹、関節の中に血が溜まったり、

可動域制限がでたりします。また、急性期を過ぎると、膝関節の外反方向への不安定性が残ります。

 

 

 

 治療

内側側副靭帯損傷は、損傷の程度や合併損傷の有無により、治療やリハビリにかかる期間が変わりますが、

基本的に保存療法が選択されます。

 

受傷直後2~3日は、RICE処置(安静・アイシング・圧迫・拳上)を行い、様子を見て、

機能回復のためのリハビリを行っていきます。

 

内側側副靭帯損傷は膝関節の靭帯損傷の中でも、最も頻度の高い靭帯損傷です。

 

予後は良好であることが多いものの、適切な治療と再発予防が重要です。

 

 

 

正確な状態把握と適切な判断が出来るお近くの専門家にみてもらうことをおすすめします。

 

 

膝を捻ってしまった、膝に外力がかかってから痛む、膝の不安定感

 

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参考文献

吉矢晋一、黒田良祐:内・外側側副靭帯損傷.最新整形外科学大系,第17巻.9章靭帯損傷.

中川書店,1999,p.303-308

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