脛骨疲労骨折[走るとスネが痛い スポーツ障害 平野区 整骨院]

 

はじめに

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

今回は足の骨である脛骨の疲労骨折についてです。

 

 

脛骨疲労骨折とは

通常の骨折は一度の強力な外力が骨に加わることで発生します。

しかし、疲労骨折は骨の同部位に小さな外力がくり返し加わることにより、

骨が疲労して起こります。

 

脛骨は疲労骨折のなかで、最も起こりやすい部位であり、

その治療は時間がかかることが多い部位でもあります。

 

 

脛骨疲労骨折を引き起こす原因

疲労骨折は、骨にかかる荷重・反復回数・頻度などが関係しています。

 

スポーツ選手では集中してトレーニングを行ったときに多く見られ、

筋力不足・アンバランスな筋力・未熟な技術・体の柔軟性不足も関係しています。

 

また、環境も重要な要因で、

・オーバートレーニング・技術的体力的に不適当な練習

・不適合な靴・地面の硬さなど色々な問題が考えられます。

 

 

脛骨の疲労骨折の分類

脛骨の疲労骨折は疾走型と跳躍型に分類されます。

 

  • 疾走型

ランニングなど長距離を走ることが多い人によくみられます。

好発部位は、脛骨の上中1/3部付近、または下中1/3部付近です。

 

  • 跳躍型

ジャンプをよく行うスポーツ(バレーボールやバスケットボールなど)を

する人によくみられます。

好発部位は、脛骨の中1/3部付近です。

 

 

脛骨疲労骨折の症状

初期は運動時にのみ痛みが現れますが、進行すると運動後や歩行時、安静時にも痛みが現れます。

 

疲労骨折の初期は、レントゲン写真による所見が乏しく、

1,2週間後経過した後レントゲン写真で骨折線を確認できることが多いです。

 

また、MRI検査を用いると、レントゲン写真では明確ではない骨折

(不全骨折・疲労骨折・骨挫傷)も、より早期に発見が可能です。

 

 

 脛骨疲労骨折の治療

治療においては保存療法が選択されます。

安静がまず優先であるため、原因となったスポーツ活動を休止します。

 

休止期間中は患部以外の部位はトレ-ニングを行い、

患部に関しては荷重のかからない運動を行いパフォーマンスの低下を防ぎます。

 

疾走型骨折の場合、通常34カ月にて元のスポーツに復帰可能です。

2~4習慣で痛み自体は落ち着いてくるので、徐々に出来る運動を増やしていきます。

 

跳躍型骨折の場合、骨癒合が長引きやすく、

通常1~数年症状を訴え、それ以上症状が続く例もあります。

 

また、過中に完全骨折に至る例もあります。

 

当院での施術

当院では患者さんの症状や状態の把握し、テーピングやオイルを用いた治療など

を行っております。

また、必要に応じて現在のスポーツ環境の見直しや運動指導も行っております。

 

スポーツを熱心にされている方は「痛みを抑えつつ、

何とか動けるようにしてくれ」と言う方もおられます。

 

現在の状態や今後の状況などをよく話し合い、

患者さんの納得行く着地点を提案していきます。

 

 

おわりに

疲労骨折は成長期のスポーツに熱心に取り組まれている方に多く見られます。

 

そのため、休止と言われてもなかなか納得を得られない面もあります。

しかしながら、放っておくと結果的に治療期間は長引いてしまいます。

 

信頼できる先生の下で、現在の状態の説明を受けて、

今後のスポーツ活動を考え納得のいく選択をすることが大切です。

 

スポーツ活動でスネに痛みが出る方は、痛みをがまんしないで、

スポーツ外傷に強い医療機関や治療院にご相談されることをおすすめします。

 

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「走るとスネが痛い」とお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。

 

当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

 

参考文献

1)高倉 義典:疲労骨折, 下腿と足疾患保存療法, 金原出版株式会社, 217-226( 1997).

 

アクセス

小川鍼灸整骨院

〒547-0001 大阪市平野区加美北1丁目1-11
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