症例紹介:3回で治った腰痛【腰痛 平野区 加美北 はり 小川鍼灸整骨院】

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。今回は3回で治った腰痛患者Sさんについて報告させて頂きます。内容につきましては、基本的な構造が変わらない程度に内容を加工しています。小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目にある加美北地区にあります。最寄りの駅は地下鉄千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところです。

 

執筆担当は小川です
http://www.korikori.com/staff/

 

 

事例

 

患者さんは47歳男性、工場作業員のSさんです。初めての腰痛は24~25歳ごろ。当時は病院へ行ったが湿布しかしてもらえなかった。その時は知人に勧められたはり治療が良く効いた。今回の痛みは1週間前から。特に昨日より痛みは強い。この程度の腰痛はよくあることなので放置していたら抜けるような痛みが出てきた。以前ぎっくり腰を経験しており、今回もその痛みに似ていることから「放っておくとぎっくり腰になってしまうのではないか?」という気持ちになって来院されました。

 

問診と診立て

 

Sさんの腰痛を診せて頂くと、まず、安静時の激しい痛みはありません。この痛みがあれば、内臓疾患や炎症性疾患などの重篤な疾患を疑う必要がありますがそうではなさそうです。

運動持の腰痛は身体を前に曲げることはできるようです。しかし、身体を伸ばすことで痛みが左の腰にビシッと走ります。また、左に腰を捻ることができません。

筋肉の緊張は左の腰にあります。押してみると硬く抵抗を感じる感じが仙骨部分から上の背骨の脇の筋肉にありました。

足のしびれは左の大腿部前面にあるということでした。このしびれは膝を越えて足の方までのびることはありませんでした。この痛みは坐骨神経痛ではなく、いわゆる腰痛の関連痛であると思われました。

以上の所見からSさんの腰痛は、どうも左側の椎間関節に痛みの原因があり、その痛みが左側の筋肉を緊張させてしまっているようでした。そして左大腿部に関連痛が現われたと解釈しました。

 

 

施術

 

施術の方法は以下の3種類からSさんと話し合って決めました。説明は以下の通りです。

 

筋膜リリース)
主に左の脊柱に脇に走る筋肉の緊張が左のふくらはぎにある筋膜のひずみによって生じると解釈して行う事を説明しました。そしてその手技は、左のふくらはぎを中心に、太ももの裏、骨盤から腰にかけてそのひずみを調整するように(筋肉と筋膜の間の癒着をはがすように)施術を行なうことも説明しました。

 

 

 

はり治療)
腰痛の原因と考えられる椎間関節またはそこに近い部分にはりを行ない、そこに低周波を流します。痛みの原因となっている組織の部分でズーンと響くような感覚を与えて、そのはりに低周波を流すこと説明しました。

 

 

 

 

整体)
関節の痛みと筋肉の緊張によって動かなくなっている関節を、少しずつ動かして痛みを小さくしていく方法です。整体に関しては対象とする患者さんの症状によって治療の意義が変わってきます。例えば、今回のSさんの腰痛に対しては、関節に動きを与えて痛みをとっていく方法をとります。また、高齢の患者さんには変形した関節をやさしく動かしてあげて関節可動域を広げて行くという意義があります。スポーツで疲れた身体に対して整体はストレッチ的な意義も持ちます。このような整体の意義について説明しました。

 

 

 

どれをとってもよいのですが、今回Sさんに行なったのは、はり施術でした。その理由は、問診と診立てでも述べました通り、Sさんがはり治療に対してよい印象をお持ちだからです。初診時には2回の治療でよくなることと、動き始めの痛みがなくなっても重くだるい痛みが残る可能性があることを最初に伝えて、2回を目処に治療を行ないました。

 

 

結果

 

 

結果は評価用紙の通りです。

治療は合計3回でした。2回目の来院時には初診時に10と表現された痛みが7まで下がっていました。3回目では3まで下がっていましたが、この時点でやはり重くだるい腰痛があるということでしたので、上記に説明した筋膜リリースを行ないました。

 

 

とりあえず腰痛レベルが3になったことを確認出来た3回目の治療で治療を終了することにしました。Sさん自身も満足されていました。

 

 

考察

 

 

Sさんの腰痛治療は2回のはり治療と1回の筋膜リリースで終わることができました。理想的な治療だったと考えます。

 

はり治療を選んだ理由はSさん自身が過去にはり治療に良好な効果を得ており、はり治療に対する印象がよいと判断したためです。もう少し詳しくいうと、治療が効果を表わす条件のひとつには、「治療に対する期待値が高いこと」が挙げられています。

 

だから私ははり治療を選択しました。

 

Sさんの今回の腰痛は、動き始めの痛みが強くそれによって筋肉に緊張が起こり、筋肉が緊張を起こすから筋肉の血流が悪くなり、そのことがさらに痛みを引き起こすという痛みの悪循環に陥っている状態と判断できました。

 

 

はり治療では痛みの原因である椎間関節に2Hzの低周波で刺激することで特に体内で発動される下行性抑制(痛みを感じさせることを抑制させる脳と脊髄の働き)が作動したと考えられます。また、はり治療の際には必要な深さで響きを与えることは、浅いはりに比べて治療効果が高いという研究結果はブログの中でも解説しましたが、同じ効果が得られたと思われます。

 

3回目の治療で行なった筋膜リリースは解説で述べたとおりの効果を発揮してくれたと思われます。急性の痛みにも効果がありますが、痛みのために緊張した筋肉は筋肉とそれを包む筋膜の間で癒着を起こすとされていますのでそこをしっかりとリリースできたことがよかったのだと思います。

 

 

おわりに

 

 

当院ではその他に、一度痛みが起きても自分で解消できるプログラムを治療として提供しています。認知行動療法的なかかわりを元に、腰痛について学んで頂くプログラムです。このプログラムは腰痛だけではなく、ひどい肩こりや頭痛の患者さん、うつ病と同時に身体的な痛みを訴える患者さんにも行なっております。

痛みを自分で解消できるようになればこれが本当に根本治癒になると当院は考えます。

 

上記のように小川鍼灸整骨院では、腰痛でお困りの患者さんの治療を得意としております。大阪市の平野区加美北地区、生野区界隈にお住まいで腰痛でお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区加美北地区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

 

アクセス

小川鍼灸整骨院

〒547-0001 大阪市平野区加美北1丁目1-11
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