心身への気づきの重要性【平野区 南巽 鍼灸 自律神経 認知行動療法】

はじめに

 

 

小川鍼灸整骨院のブログです。今回は、腰痛や肩こり、自律神経失調症などの症状と深く関係する「心身への気付き」についてお話ししたいと思います。

自分の心身(心と身体)について考えることは自分の痛みをコントロールしたり、健康を維持するためには重要なことなんですね。

小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目にある加美北地区にあります。鍼灸や筋膜リリース、整体、認知行動療法的なかかわりを通して痛みや自律神経失調症、肩こり、腰痛、頭痛などの様々な症状に対する施術を行なっています。

 

最寄りの駅は地下鉄千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところです。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。北巽から南巽までは徒歩で15分ぐらい歩きますよ。だから間違えないでくださいね。小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。

執筆担当は小川です

http://www.korikori.com/staff/

 

自律神経は身体をうまく調整してくれる

 

 

私たちの身体は中枢神経と末梢神経という、大きく2つの種類の神経によって調整されています。中枢神経は脳と脊髄のことです。ここはいわば身体の司令塔です。ここから末梢神経を通して全身に命令を送るわけです。

 

 

末梢神経にはいろんな分類の方法がありますが、自分の意思で身体をコントロールするために働く体制神経と、自分の意思とは関係無く、身体自身が自動的に身体をコントロールするためにはたらく自律神経とう分類があります。

 

 

体制神経の代表格は運動神経です。例えば私たちは「右の肘を曲げよう」と思えば、上腕二頭筋という筋肉を意図的に収縮させて肘を曲げることができます。

 

 

自律神経は自分の意図で操作できない神経です。例えば私たちは暑いときには汗をかいたり、寒いときには筋肉を震えさせて熱を発生させたりして体温を一定に保とうとしますが、この調節は自分の意図は関係無く自律神経が行なっています。

 

 

 

 

このように自律神経は、自分の身体の状態を感知して身体の中の環境を一定の好ましい状態に保つ役目を担っています。この一定の好ましい状態が常に保たれることを「恒常性(ホメオスタシス)」といいます。

 

 

私たちは恒常性が保たれていることで、健康が維持できるわけです。

 

 

しかし、

 

産業の発達やITの発達によって近代化された社会は、心身(心と身体)を過度に働かせることになっています。そのために私たちの身体と心にかかるストレスが自律神経の働きを乱して体調を崩してしまいます。

 

 

 

長い労働時間や昼夜逆転、長時間の坐位での連続単調作業などは心と身体の負担になりますし、自分の考えを横に置いておき、人間関係を良好に維持することも疲れますね。

 

 

現代社会がストレスフルで体調を乱すことは皆さんも経験的に理解できるでしょう。

 

 

しかし、この自律神経の乱れは、私たち自身が心身(心と身体)の乱れや不調に気付くことによって修正されるというのです。

 

 

それがアロスタシスという考え方です。

 

 

そして私たち自身が心身(心と身体)の乱れに気付くためには「内受容感覚」が重要なのです。

 

 

アロスタシスを働かせるためには、「内受容感覚」が正常に機能する必要があるのですね。

 

 

アレキシサイミアとアレキシソミア

 

 

アレキシサイミアとは、自分の感情に気付くことが難しい人の状態を言います。例えば、自分の脳は怒りの反応を示しており、その怒りの反応に従って自律神経が働いている(交感神経が興奮)しているのに、自分自信がその怒りに気付いていないということがあります。この状態がアレキシサイミアの状態です。身体に不調を感じるので病院で診てもらったけれども異常が見られない機能性疾患や、確かに異常は見られるけれども痛みの程度が強い心身症の人にアレキシサイミアの傾向が強いそうです。

 

 

また、アレキシソミアとは自分の身体がうまく働いていないにもかかわらずその異常に気付かない状態をいいます。例えば、胃潰瘍があるにもかかわらず軽度の症状では気付かず、重症化してからようやく気付くという人にはこの傾向があります。上述した内受容感覚は身体に対する感覚のことですので、内受容感覚の低下がアレキシソミアと言えます。

 

 

アレキシサイミアとアレキシソミアはどちらにしても健康を維持していく上で問題となる傾向であり、異常な自律神経の働きを引き起こしてしましますし、自律神経のアンバランスを修正しにくくしてしまいます。

 

だから心身の異常に早く気付き、体調管理につとめることや休息をとること、心を落ち着かせたり、気分転換をしたりすることで自律神経が正常に働かせる必要があるのです。

 

 

アロスタシスを働かせるために、アレキシサイミアやアレキシソミアという言葉を知っておくことは重要ですね。

 

感情の気付きは副交感神経を介して情動調整にはたらく

 

 

感情に気付くことがなぜ重要なのか?実は自分の感情に気付きそれを言語化することで、自律神経のバランスが整うという研究結果があるそうです。ストレスは主に交感神経を刺激して身体を興奮状態に傾けさせます。

 

 

例えば、交感神経が過度に働くことで末梢の血流が悪くなって冷えを感じたり、就寝してもなかなか寝付けなかったり、食欲が低下したりすることは容易に考えられます。また過度の交感神経の興奮は血糖値を上昇させたり、筋肉の血流を悪くして筋肉痛を引き起こしたりします。

 

 

しかし、自分の感情に気付き、その事を言語化することで副交感神経が働き、交感神経の興奮が抑制されるというのです。そして重要なのは、副交感神経の興奮が感情を沈めてくれるというのです。自分の感情が高ぶっている事に気付き、それを意識した上で言語化すると感情も鎮まってくる。つまりストレスも小さくなってくるのです。

 

 

だから、アロスタシスを働かせるためには、まず自分の感情に気付くことが必要なんですね。

 

 

当院のこころみ

 

 

当院の患者さんは、肩こり、腰痛、頭痛、膝や肩の関節痛を訴えます。そのような患者さんの症状には、ストレスが大きく関与していると考えられる場合が非常に多いのです。

 

 

例えば、怒りや不満の感情が交感神経を興奮させることで肩や首周りの筋肉を緊張させて症状が出てくる場合があります。

 

 

このような場合、アレキシサイミアの人は自分の感情に気付きにくいために肩こりの原因を単に作業量が増えたことや姿勢のせいにしてしまいます。そうなると感情に対する対策が行なわれませんで、いつまで経っても症状が治まらないことになります。

 

 

姿勢や筋膜の異常に対して、適切な対処を行う事は重要です。

 

 

しかし、感情(ストレス)が症状と関連している症状の場合、姿勢や筋膜の異常(つまり身体)だけを治療しても片手落ちになってしまいます。

 

 

身体面と感情面の両方に対してうまく調整を加えていくことが健康維持には重要な事なのです。

 

 

小川鍼灸整骨院では施術のはじめにはまず身体に対するアプローチを重視します。

 

 

それは身体的な異常をまずは整形外科の理論から見極めて、筋膜リリースや整体、鍼灸などの施術を行ないます。もちろん、必要ならば東洋医学的な解釈も用います。

 

 

 

そして患者さんとの治療関係の中で知り得た感情面の情報について、患者さんと一緒に話し合い、感情と身体に対する気付きを深めて行くようにします。

 

ここに認知行動療法的な要素が含まれています。このようなかかわりを当院では認知行動療法的なかかわりと読んでいます。

 

 

 

 

おわりに

 

 

大阪市の平野区、生野区界隈で自律神経失調症や不定愁訴、原因の分らない痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。鍼灸・筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術しながら、みなさまの心と身体に対する気付きを促していきます。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

参考文献

 

 

神原憲治:バイオフィードバックと心身の気づき:内受容感覚と情動の気づき.バイオフィードバック研究,42巻1号,p. 19-26,2015.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbf/42/1/42_KJ00009985800/_article/-char/ja

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