皆様、こんにちは。
平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分にある
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回の記事は「歩いていると何だか足首が痛む」という変形性足関節症についてです。
足関節とは
足関節とは解剖学的にみると距腿(きょたい)関節を指します。
距腿関節とは距骨(きょこつ)と、下腿の腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)、
そしてそれらを結ぶ靭帯で構成されています。
距腿関節の役割は背屈と底屈(足首を上下に向ける動き)です。
変形性足関節症の原因
変形性足関節症の原因は2つに分けられます。
1次性:原因が明らかでなく加齢により発症する特発性の関節症
中年以降など高齢の女性に多くみられます
2次性:原因が明らかな続発性の関節症
幅広い年齢層でみられます
1次性は加齢変性によって足関節の軟骨がすり減り、その削りカスが関節内の滑膜に付着して
炎症を引き起こし、痛みや腫れを引き起こします。
また、骨が変形することで関節の隙間が狭くなったり、骨棘という骨のトゲが出てきたりもします。
2次性による病因としては感染、血友病など血液凝固異常により繰り返される関節内出血、
色素性絨毛結節性滑膜炎などによる関節面の障害などがあげられます。
また、骨折の変形治癒による下肢アライメントの変化も原因となります。
変形性足関節症の症状
症状として歩行開始時に痛みが出たり、足関節の前面の内側部分に痛みが生じたりします。
歩行中は痛みは軽減したり消失したりします。
関節症が進行すると足関節が腫れてきます。
また骨変形がおこる為、関節の可動域(動く範囲)が狭くなり、背屈(足首を上に向ける)がしにくくなります。
さらに進行すると底屈(足首を下に向ける)も制限されてきます。
この段階になると歩きにくくなってきます。
変形性足関節症の治療法
治療法として基本的に保存療法がとられ、
初期の段階であれば、足底板療法や装具療法で痛みを軽減することができます。
重症化している場合や保存療法で改善が見られない場合は手術療法の選択もあります。
おわりに
変形性足関節症は進行を予防する意味でも普段の生活で足関節への負担を減らすことが重要です。
そのため、仕事や日常生活における体の使い方も当院では指導しております。
「歩き始めに痛みが出る、徐々に足首の痛みが強くなってきた」
そんな時は変形性足関節症の疑いがあります。
お困りの時は
小川鍼灸整骨院 へご相談ください。
しっかりと診させていただきます。
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