半月板損傷

膝の痛み、膝が曲がらない

                                                  

 

 

 

 

概要

半月板は膝内部にあり、脛骨と大腿骨からなる関節面に存在し、内側(内側半月板)と外側(外側半月板)からなる軟骨様の板です。

 

半月板は、「ジャンプなどの衝撃吸収や分散、膝関節の安定性や適合性の向上、関節の動きを滑らかにする」という役割があります。

 

半月板を損傷すると膝の曲げ伸ばしで痛みが出たり、あるいは膝の中でひっかかりを感じたりします。

 

重症になると、膝関節の中に水がたまり、膝が腫れたり、半月板が関節の間にはさまって、急に膝が動かなったりする

「ロッキング」という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。

 

 

 

 

原因

半月板損傷の原因は、1回の外傷によるもの、明らかな外傷によってではないものに分けられ、外傷性と非外傷性の比率はほぼ1:1です。

 

外傷性のものは、スポーツなどの怪我から生じやすく、膝を捻ったり本来動かない方向に急激に力が加わったりした際によくおこります。

 

例えば、ジャンプの着地やストップ&ターンなどでバランスを崩した時、人と接触をして膝を捻った時などがあります。

 

発生頻度の高いスポーツとしては、バスケットボール・バレーボール・体操・サッカー・テニス・野球・スキーなどがあります。

 

 

 

非外傷性のものは、加齢変性から生じやすく、おもに40歳以上に多く見られます。

 

膝を長い間使っていることにより、徐々に半月板が傷み、ついに切れてしまいます。

 

 

外傷で損傷した場合はスパッと鋭利に断裂しますが、加齢によるものは、半月板がばさばさに傷んだ状態で切れます。

 

 

 

 

症状

半月板損傷の特徴は単独で損傷するよりも全体の約6割が前十字靭帯や内側側副靭帯の損傷を併発することです。

 

また、関節軟骨の損傷も伴うこともあるため、注意深く症状を見極める必要があります。

 

 

反対に、前十字靭帯の損傷により膝関節に緩みが生じた時には、骨との摩擦により半月板が損傷してしまう例もあります。

 

断裂した時点では気づかない人も多いですが、やがて膝の内側から後ろ側にかけて痛みが生じます。

 

スポーツ後、階段の上り下りや運動後に傷むことが多くなり、続く痛みが気になって、受診した際に気づかれることも少なくありません。

 

 

 

また、半月板を損傷すると膝の曲げ伸ばしで痛みが出たり、あるいは膝の中でひっかかりを感じたりもします。

 

時に、半月板の損傷した場所に一致して、膝関節に圧痛や運動時痛がみられます。

 

半月板損傷を確認するテスト(McMurray test:膝関節を屈曲、伸展してひねりを加える手技)で痛みを生じると損傷が疑われます。

 

 

 

 

治療法

断裂した位置などによって、軽症であれば保存療法ですむこともあります。

 

回復にあたっては、膝の関節を支えている大腿四頭筋を鍛え、痛みを生じるような動作を避けることで症状を軽くします。

 

また、筋緊張を和らげる手技を加えたりすることでも症状は軽快します。

 

 

基本的に、保存療法がまず選択されますが、痛みが長く続いたり、日常生活やスポーツ活動などに支障をきたしたり場合は、

断裂位置や受傷からの日数のよって、関節鏡を用いた半月板の縫合術や部分切除などの手術を行います。

 

 

 

 

おわりに

膝の靭帯や半月板の損傷は、きちんと判断して対処していかなければ、膝が不安定になり膝本来の動きができず、

軟骨損傷をおこしたり、変形性膝関節症へと移行しやすくなったりしてしまいます。

 

 

合併損傷を含めて膝の状態を正確に把握し、適切な判断をすることが重要になってきます。

 

 

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 参考文献

守屋秀繁:肩・腰・ひざの痛み.半月板損傷,日本放送出版協会,1999,p 108-109

 

宇佐見則夫:足底腱膜炎.最新整形外科学大系,第17巻.10章半月板損傷.

中川書店,1999,p.310-325

 

 

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