以前のブログ:足のびれの意味

ある患者さんが、慢性的なあしのしびれを訴えておられます。

私が診る範囲では、医学的はそのしびれを説明することは難しそうです。

 

患者さんのお話をよく聞いてみると、興味深いお話をうかがうことができました。

まず、その在日韓国人女性のご老人の背景を許される範囲で説明しましょう。

 

朴さん(仮名)は、20代前半までに5人の子供を産みましたが、最期の子供
が小さいときに、ある離島から大阪に移り住みました。

離島、大阪を通して、常に家族のために働きづめだったそうです。

 

子供たちが独立し、現在はお一人で生活されていますが、いつも「一日が長い」とおっしゃっています。健康状態には何の問題もなさそうに見えますが、
「お元気ですね」と声をかけられると気分が悪くなるらしいです。ご本人さんには、健康であるとう自覚がなさそうです。

朴さんはあしのしびれについて、次のように語りました。

「私は韓国のおばさんが病気になったときによく見舞いに行っていたの。
おばさんは、足がしびれるっていうから、お見舞いに行くと足をよくさすって
あげたんですよ。すると、行く度に足のしびれがだんだんと上に上がってく
るんですよ。そして、おばさんが死ぬころには、そのしびれは頭にまでいっ
ていました。人が死ぬときには足のしびれが頭にまで上ってくるんです。」

私の解釈では、朴さんご自身が感じるあしの痛みと、朴さんのおばさんが訴え
ておられていたあしの痛みは全く無関係ではなさそうです。

私は朴さんに「なるほど、朴さんはおばさんのあしのしびれと同じように自分
のあしのしびれも上に上がってくるように思われるわけですか?」と聞いてみ
ました。すると、朴さんは、「いずれはそうなっていくでしょう」という内容
の答えを返しました。

しかし、朴さんの考えは、「きっとそうなる」という明確なものではなさそう
です。

私は彼女との会話の中で、「そうなるのではないか?」という不安や、逆に
にそうなって行って欲しいという期待に似たようなものを感じるときもあ
ります。これは、少し前によく聞かれた「ピンピンコロリ」(健康でいながら、
死ぬときには苦しまずに人生を終えたいという理想)という現代日本の価値
観によるものでしょうか?

よくわかりません・・・・頭がこんがらがりそうです(笑)。

人の心は本当に複雑ですね。

とにかく言えることは、人の痛みや不快感は、自分の過去の経験や現在の状
況、さらには現在の期待などに大きく影響を受けるということです。

痛いところだけに焦点を当てることで解決できる問題もありますが、慢性的
な痛みの場合は、そうでないことが多いようですね。

今回のエピソードも、私に勉強の機会を与えてくれています。朴さんに感謝
です。

さて、以下はコマーシャルです。読み飛ばしてください(笑)。

肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼
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さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある!
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