ばね指(狭窄性腱鞘炎)

 

指の痛み・指の腱鞘炎・指のひっかかり

 

 

 

 

 

手や指には、手指を曲げ伸ばしする腱があります。

 

指を曲げる「屈筋腱」は手のひら側に、伸ばす「伸筋腱」は手の甲側にあります。

 

 

腱は腱鞘という鞘のようなものに2重に包まれており、内側にあるものを「滑膜性腱鞘」

 

或いは「滑液包」といい、滑膜性腱鞘を包むものを「靭帯性腱鞘」といいます。

 

 

滑膜性腱鞘は袋状の組織で、その中に少量の髄液があり、腱の動きを滑らかにしています。

 

 

 

一方、靭帯性腱鞘は指を動かした際に、腱が浮き上がらないように、押さえつける役割をしています。

 

 

 

ばね指とは、屈筋腱の滑膜性腱鞘が何らかの理由で炎症して起こった「腱鞘炎」が進行して起こります。

 

 

 

ばね指が起こる原因は、手や指の使い過ぎです。手指を頻繁に使うと腱と腱鞘がこすれる機会が増え、

 

腱鞘炎が発症しやすくなります。

 

 

 

腱鞘炎はゴルフやテニス、野球のように、手指に力が加わるスポーツのし過ぎも原因となります。

 

また、腱鞘炎は更年期や出産期の女性に多く見られ、これは女性ホルモンのバランスが乱れることに起因します。

 

 

 

屈筋腱の腱鞘炎が進行することで、滑膜が腫れて腱鞘に髄液が溜まります。

 

指を曲げた際には指の付け根にたまり、小結節をつくります。

 

 

そのため、ばね指になると指を伸ばそうとした際に、この小結節が靭帯性腱鞘に引っ掛かり、

 

指がはじかれたようになることがあります。

 

 

また、手のひら側の指の付け根の関節が痛んだりこわばったりすることもあり、悪化すると、

 

指の曲げ伸ばしが制限され、さらに進行すると手指は屈曲拘縮(曲がったままで固くなる)をきたしてしまいます。

 

 

 

治療として、最初に保存療法がとられることが多く、その多くは改善が見られます。

 

 

痛みが強い時期は患部を安静にして、なるべく動かさないようにすることが大切ですが、

 

この病気は日常的に手指を使う人がなる率が高く、使わないでいることは難しいと思われます。

 

 

 

そのため、当院では手指の動かせる範囲を保ちつつ腱の負担を抑えるために、

 

PIP関節(指の第2関節)を中心にテーピングを施し、固定させます。

 

 

また、患部の血流を良くして炎症を早期に押える為に、精油を用いたオイルマッサージなども取り入れております。

 

 

日上生活での注意点として、手指を使う際もできるだけ健康な方を使うようにしたり、

 

物を手に持つときは、屈筋腱に負担をかけないように、バッグは肩に掛けたりした方が良いでしょう。

 

 

 

ばね指(腱鞘炎)は適切な対策をとれば、指を使いながらも症状の緩和をはかれる病気です。

 

 

そのためにも、しっかりとみてくれて、適切なアドバイスをしてくれる専門家でのご相談をおすすめします。

 

 

 

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参考文献

 

石田治:ばね指.最新整形外科学大系,第15巻.11章腱鞘炎.中川書店,1999,

p.102-107

 

伊藤達雄:肩・腰・ひざの痛み.日本放送出版協会,2002,p.84-87

 

 

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