うまくいった患者さんへの説明

ホームページ移設のために以前の記事をアップさせていただいております!

以下は2012年6月の記事です

 

 

今日、患者さんとお話をしていて、気づいたことがありました。それは、

患者さんに何かアドバイスをしようとする際には、患者さんに説明すること

の内容が正しいかどうかということよりも、患者さん自身が治療者(僕)の話

を受け入れるかどうかという問題です。

 

 

その患者さんは、腰痛でこれまで数か所の病院を受診されてきたようですが、

コルセットの装着をすすめられても、なかなか装着する気にはなれなかった

そうです。苦しいし、暑いし、窮屈だからということでした。

 

 

その方の腰痛がひどいので懇意にさせてもらっている近くの先生にレントゲン

検査をお願いしたところ、腰椎が前にずれていました。いわゆる腰椎すべり症

というやつです。その患者さんにそのことをしっかり説明し、コルセットの装着を

すすめました。その際には、なぜコルセットが必要なのかを、レントゲン写真も

用いて説明しました。

 

 

次の通りです。再現してみますね。

 

 

「青木さん(仮名)、腰骨の前には腹腔という内臓が入っている空間があります。

この空間はつまり風船と同じでこの風船が固ければ腰骨が前に曲がろうとする

動きを止めてくれることになります。腰骨が前に曲がると青木さんの腰骨が前に

すべって移動するのがわかりますね。だからこの風船が固ければ腰骨が前に

すべらないということになります。コルセットを苦しいぐらいにつけると、腹腔が

締め付けられて中の圧が高くなります。風船が固くなるということです。よって、

青木さんの腰骨は前に曲がりにくくなるので、すべりも小さくなり安定するという

ことになります。」

 

 

これは、当院にある骨模型をもちいて説明したのですが、青木さんは

「な~るほど!」と深くうなづいてくれました。それから青木さんは重労働のとき

はコルセットを装着し、腰痛が少々楽に感じるとのことです。

 

 

ここに書いたことは本当にごく当たり前のことのようにかんじられます。

しか~し!

 

 

これは当たり前ではなさそうです。

 

 

私たち専門家は、理論的に正しいことを患者さんに伝えることで手一杯に

なります。私たちは、患者さんの体の異常と正常を追及するために躍起に

なっています。そのために難しいことをたくさん勉強します。ここで、勉強によって

得られた知識にばかり重きを置いてしまい、その知識を患者さんにどのように

伝えればいいのか?という問題はほとんど棚上げにされているのです。

 

 

これは大きな落とし穴です。私たち治療者の多くは、自分だけが知った気になって

しまい、患者さんを置き去りにしている傾向にあるようです。

 

 

今回の患者さんとのやり取りでは、私たち治療者の知識に対して患者さん自身

が有用であると感じなければ意味がないということを痛感させられました。

青木さん、ありがとうございました!

 

 

ではコマーシャルです。

 

肩こり、腰痛、ぎっくり腰でお困りの方はどうぞご相談くださいね。小児鍼

も施術していますので、夜鳴き、かんむしでお困りのお母さんもご相談くだ

さい!また、手術をして悪い部分は治ったと言われるけど、まだ傷みがある!

とお困りの方もご相談くださいね。さらに、更に、「病院で診てもらったけど

原因がわからない」「病院でもよくならない」「もっと説明してほしい」とお

考えの方もどうぞご相談くださいね。

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